空母レキシントン(CV-16)
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くうぼれきしんとんにだいめ
アメリカ海軍のエセックス級空母。就役順としては2番目の艦だが、退役は最も後になった。
当初は大陸海軍でも使用された「カボット」と命名される予定であったが、1942年の珊瑚海海戦で沈没したレキシントンの艦名を引き継ぐことになった。
1943年2月の就役・訓練の後、9月のタラワ攻撃で初陣を飾った。その後11月からのギルバート諸島攻略戦に参加したが、11月4日に一式陸上攻撃機の夜間雷撃で損傷、米本土で修理を受けることになった。
復旧中に新型レーダーの搭載や対空火器増設を受けたレキシントンは、2月に修理を終え前線に復帰するや、3月8日にマーク・ミッチャー中将の旗艦となり、アメリカ空母機動部隊の総旗艦となった。
その後はマリアナ、レイテの両海戦に参加した後の1945年3月にオーバーホールのため本国へ帰還したため沖縄戦には参加していない。
終戦後は予備役となったが、1953年から近代化改装を受けジェット機の運用能力を得た。
1962年に対潜空母、69年に練習空母となり20年以上使用された後の1991年11月8日に退役した。
その後は練習空母時の母港として使用されたテキサス州コーパスクリスティで記念艦となった。
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