概要
1943年8月に就役後、1944年2月17日のトラック島空襲で初陣を迎えたが、同日夜に空襲を受け魚雷1本を受けるという不運な結果を被った。
損傷復旧後の10月、フィリピン奪還戦に参加しレイテ沖海戦でも日本艦隊攻撃に活躍したが、10月と11月に特攻攻撃で損傷した(但し被害が少なかったため引き続き作戦に加わり続けた)。
1945年に入っても硫黄島、沖縄攻略に加わったが、3月と4月に特攻攻撃を受けて損傷。米本土で6月までを受けた。
戦後の1952年からジェット機運用のため近代化改装を受け、50年代末からは対潜空母として運用された。1965年にはジェミニ計画の支援船として使用され、同年3月にはジェミニ3号を回収した。1966年からはベトナム戦争に参加した後の1974年に退役。
1982年からはニューヨークで「イントレビッド海上航空宇宙博物館」として保存されている。
補足
上記のように初陣で航空雷撃によって損傷したり、4回に渡って特攻攻撃を受けたことを揶揄して、
- Dry I(ドック入りすることが多いため)
- Evil I(不吉さから)
- Decrepit(よぼよぼ、艦名をもじって)
と呼ばれることもあるが、逆にそれだけ激戦の渦中にあって、傷ついてもなお戦い続けて30年に渡る艦暦を過ごしたことからこうも呼ばれる。
「Fighting I」