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概要編集

日本テレビ系列の年越し番組はこれまで、2006年(平成18年)から2020年(令和2年)までは『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(『ガキの使い』)の「笑ってはいけないシリーズ」を放送していた。ところが、2020年に発生した新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により2020年は感染対策の防止の観点から規模を縮小しての放送となり、今までの様なスタジオ観覧や屋外ロケ、大掛かりなコーナーや企画は中止せざる得なくなり、その影響で同シリーズの人気に翳りが見え始めた。さらに、2021年には感染拡大に加えガキの使いメンバー全員が50代を迎えた事からこの感染状況や年齢的、体力的にも収録が難しいと判断され、同シリーズの放送休止が発表。そして、同年から大みそか特番として『笑って年越したい!!笑う大晦日』が放送された。司会陣はナインティナインをはじめ、バナナマン、後藤輝基(フットボールアワー)、川島明(麒麟)、千鳥、山内健司(かまいたち、渡辺直美のピンチヒッター)、高畑充希となった。


全編収録だった「笑ってはいけないシリーズ」とは全く異なり、一部企画を除いて生放送が行われた。なお、日本テレビ系列の大晦日の特別番組の生放送は2001年(平成13年)から2005年(平成17年)まで放送されていた『ナイナイの夢と笑いが丸い地球を救うのだ!!岡村カウントダウンで炎の大玉を受け止めよ!!』以来で、実に16年ぶりとなった。


内容(2021年)編集

内容はコントや漫才・ドラマやゲーム企画等複数の企画で構成されており、大物ゲストによるコラボ漫才、コント、体張りシリーズなど笑ってはいけないシリーズの一部を引き継いだ企画も行われた。スタッフやテロップは『ガキの使い』と一部共通している。


芸人が選ぶ!「今この人のネタが見たい」


芸人たちが「今、ガチで見たい!」と推薦した最強芸人が、生放送中にネタを披露する。



出演芸人


50音順。括弧内は、これまで出場したお笑い賞レースの主な受賞歴・結果である。

おいでやすこが(M-1グランプリ2020 準優勝)


かまいたち(キングオブコント2017 優勝・M-1グランプリ2019 準優勝)


きつね(歌ネタ王決定戦2019・2020 準優勝)


銀シャリ(M-1グランプリ2016 優勝)


空気階段(キングオブコント2021 優勝)


さらば青春の光(第32回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞)


3時のヒロイン(女芸人No.1決定戦 THE W 第3回 優勝)


サンドウィッチマン(M-1グランプリ2007 優勝・キングオブコント2009 準優勝)


霜降り明星(第7回ytv漫才新人賞 優勝・M-1グランプリ2018 優勝)


ジャルジャル(第34回ABCお笑いグランプリ・キングオブコント2020 優勝)


チュートリアル(第33回NHK上方漫才コンテスト 優秀賞・M-1グランプリ2006 優勝)


チョコレートプラネット(キングオブコント2014 準優勝・平成27年度NHK新人お笑い大賞 大賞)


とろサーモン(第27回ABCお笑い新人グランプリ 最優秀新人賞・第38回NHK上方漫才コンテスト・M-1グランプリ2017 優勝)


ナイツ(お笑いホープ大賞THE FINAL 大賞・平成20年度NHK新人演芸大賞 演芸部門大賞)


錦鯉(M-1グランプリ2021 優勝)


ニューヨーク(キングオブコント2020 準優勝)


NON STYLE(平成18年度NHK新人演芸大賞 演芸部門大賞 ・M-1グランプリ2008 優勝)


バイきんぐ(キングオブコント2012 優勝)


バカリズム(R-1ぐらんぷり2007・2009 決勝3位)


爆笑問題(平成5年度NHK新人演芸大賞・大賞)


ハナコ(第9回お笑いハーベスト大賞 ・キングオブコント2018 優勝)


見取り図(第4回上方漫才協会大賞 大賞・M-1グランプリ2020 決勝第3位)


ミルクボーイ(M-1グランプリ2019 優勝・第6回上方漫才協会大賞 大賞)


ロバート(キングオブコント2011 優勝)


笑い飯(M-1グランプリ2010 優勝・第49回上方漫才大賞 大賞)



豪華俳優&人気芸人による一夜限りのコラボ


俳優やタレントが芸人と一夜限りの夢のタッグを組み、ネタやコントを披露する。


出演芸人・ゲスト


土佐兄弟×松下洸平&中条あやみ


井上裕介(NON STYLE)×勝地涼


バイきんぐ×磯山さやか&山田まりや&大林素子&神取忍&フィフィ&デーブ・スペクター&デーブ大久保

おいでやすこが×尾上右近


空気階段×髙嶋政宏&小手伸也&登坂淳一注釈 9]

ハリウッドザコシショウ&さらば青春の光 森田哲矢×竹中直人&神尾楓珠


ケンドーコバヤシ×浜口京子&長州力&武藤敬司



モノマネ芸人46人とゲストがなりきる学園ドラマ


都内のある学園「なりきり学園」で起きる不可解な事件を解決する。


出演芸人・ゲスト


芳根京子:本人役

後藤輝基(フットボールアワー) :『今日から俺は!!』三橋貴志 役

梅沢富美男: 『今日から俺は!!』伊藤真司 役

デヴィ夫人 :『ごくせん』山口久美子 役

内山信二 :『ごくせん』達川ミノル 役

モリタク!・河口こうへい:なりきり千鳥

原口あきまさ:なりきり明石家さんま

ホリ:なりきりテリー伊藤

NinKi Kids:なりきりKinKi Kids

アントキの猪木:なりきりアントニオ猪木

泉クリス:『今日から俺は!!』なりきり早川(橋本環奈)役

金子賢:『ごくせん』

都留拓也(ラパルフェ):なりきり桜木(阿部寛)役

山下真司:『スクール・ウォーズ』滝沢役

武田鉄矢:『3年B組金八先生』坂本役

原俊作:『教師びんびん物語』なりきり徳川(田原俊彦)役

みかん:なりきり北斗晶

むらせ:なりきり林修

山本高広:なりきり織田裕二

レイザーラモンRG:なりきり河村市長

せいや(霜降り明星):『GTO』なりきり鬼塚(反町隆史)役

越川友貴:『GTO』なりきり冬月(松嶋菜々子)役

沙羅:なりきり綾瀬はるか

丸山礼:なりきり土屋太鳳

松村邦洋:なりきり蛭間(西田敏行)役、『バトルロワイヤル』なりきりキタノ(ビートたけし)役

神奈月:なりきり西園寺(吉田鋼太郎)役、なりきり井上陽水

ねんねん(ひよしなかよし):なりきり海老名(遠藤憲一)役

松尾駿(チョコレートプラネット):なりきり大門(米倉涼子)役

イジリー岡田:なりきり古舘伊知郎

長田庄平(チョコレートプラネット):なりきり氷室京介

元木敦士:なりきり木村拓哉

ミラクルひかる:なりきり工藤静香、なりきり広瀬香美

メルヘン須長:『科捜研の女』なりきり榊(沢口靖子)役

北条ふとし:なりきりマツコ

コードリー(オットリー春日・八木良):なりきりオードリー

ハリウリサ:なりきり浜田雅功

高井(ガーリィレコードチャンネル):『バトルロワイヤル』なりきり七原(藤原竜也)役

ガリベンズ矢野:なりきりひろゆき

コロッケ:なりきり北島三郎



絶対祓いたい!国民投票厄払い


生放送の縦軸企画。芸人6人が「厄払い芸人」に選ばれ、国民に代わって体を張った「厄払い」に挑戦する。生放送中に視聴者からの番組公式Twitterとデータ放送で投票実施し、投票数に応じて3つの厄払いをする。

進行・厄払い芸人


吉村崇(平成ノブシコブシ) - 厄払い中継進行

出川哲朗

上島竜兵(ダチョウ倶楽部)

田中卓志(アンガールズ)

津田篤宏(ダイアン)

あばれる君

瀬下豊(天竺鼠)

寺門ジモン・肥後克広(ダチョウ俱楽部)



お年玉争奪!ぬるぬる福男レース


スピードワゴン(井戸田潤・小沢一敬)

中野周平(蛙亭)

ケツ(ニッポンの社長)

トム・ブラウン

尾形貴弘(パンサー)

和田まんじゅう(ネルソンズ)

酒井貴士(ザ・マミィ)

そいつどいつ

ジャッキーちゃん

ハリウリサ

オダウエダ

コウメ太夫



オープニングテーマは、ジョルジュ・ビゼーの作曲による組曲『アルルの女』第2組曲・第1曲「ファランドール」が流れた。


評価編集

当初は16年ぶりに生放送のお笑い番組が大晦日に行われると期待を寄せていたが、結果は第一部、第二部共に視聴率は10%にも満たず、第二部に至っては5%を下回る散々な結果に終わった。

その原因は一部のメディアや視聴者からのガキ使ロスというフレーズが多く響いており、今まで行なってきた笑ってはいけないシリーズに比べてインパクトや面白要素、期待要素が全く無かったという意見が多く中には


"今年は笑ってもいいというフレーズが出ていたが、いざ見るとおもいっきり笑える部分が無かった。"


"内容が漫才やコントばかりでコラボネタも中途半端で普通のネタ見せ番組と変わらずつまんない。"


という意見が多く、また中には


"司会進行を女優に全任した上、他の芸人が寒い中一生懸命にネタを披露したり、身体を張った企画に挑戦しているのにMCのナインティナインやバナナマン達は何もせず、コタツに入りながら酒を飲んだりおせちを摘んだりしていて高みの見物している姿に腹が立った。"


と若手と大御所の待遇の差が激しいという文句が飛び重なり、オープニングはスタートと同時に無数のドローンが飛行しドローンの光が集結しQRコードを映し出す活気的な演出(というより合成)が施され、誰もがこれから先の内容に期待されていたが、いざ見てみれば芸人が漫才やコントを披露するばかりでこれといった印象的な部分も無く、程なくして飽きてチャンネルを変えるという現象が後を断たなかった。


翌年のシリーズは全てネタ見せに移行し、孤軍奮闘し続けたものの、結果は去年と変わらず視聴率は全く同じで10%すら超えなれなかった。

そればかりか、視聴者からは


"去年はチャレンジ感があって多少は面白かったが今年はネタ見せばかりですぐに飽きた。"


"岡村と東野のMCは今時古臭く正直着いて行けず、ましてや二人とも目立って行動は取っておらず二人がいる需要がまるでない。"


などと去年よりさらに痛烈なコメントが寄せられる様になり、ついに一部のメディアからは日テレの大晦日はお笑いから手を引き、格闘技やクイズ番組に変えた方が良いというもはやお笑いには興味すらないコメントも寄せられている。


だが2023年、日本テレビ開局70年を記念して、日本テレビが過去に放送したバラエティ番組からの傑作シーンを選んだ「テレビ70年!歴史を変えた笑いTOP100」なる企画を中心に、「伊東家の食卓」復活版・「エンタの神様」・「おもしろ荘」を交えた「笑って年越し!THE笑晦日」を放送した。

しかしこれも案の定視聴率は(去年と比べ微増とは言え)、やはり10%超えも出来ず散々なものだった。

そして2024年には笑ってはいけないシリーズの終了が正式に決定されてしまった。


その後、2024年の大晦日は遂に笑う大晦日シリーズ自体を放送せず、代わりにまさかの「ゴチになります!」を放送予定。やはりシリーズが失敗だったと判断したのだろう。

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