第28回ドバイワールドカップ
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だいにじゅうはちかいどばいわーるどかっぷ
地元の威信をかけ、初距離を克服して大逃げ完遂。新たな怪物が誕生した。
中東のダート大一番として知られるドバイワールドカップ。24年はサウジカップの結果を受ける形で不本意な結果だったレモンポップ・クラウンプライド・ホワイトアバリオが不参戦を表明したため、サウジCからの本レース転戦は少なくなる予定。それでもサウジC優勝のセニョールバスカドールや同2着で前年覇者ウシュバテソーロ、前年UAEダービー覇者デルマソトガケらが参戦予定。
サウジを挟まずに参戦する馬ではGⅠ2着3回のウィルソンテソーロやダートGⅠ3着2回のドゥラエレーデ、直近のサンタアニタHを勝って臨むバファート厩舎のニューゲートなど。
番 | 枠 | 馬・出生国 | 性齢 | 予定騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | クラプトン(USA) | 牡5 | D.デービス | C.サマーズ(USA) |
2 | 1 | クルーピ(USA) | 牡4 | L.サエス(USA) | T.プレッチャー(USA) |
3 | 9 | ディファンデッド(USA) | セ6 | A.アルファライディ | A.ミシュレフ(KSA) |
4 | 8 | デルマソトガケ(JPN) | 牡4 | O.マーフィー(FR) | 音無秀孝(JPN・栗東) |
5 | 3 | ドゥラエレーデ(JPN) | 牡4 | B.ムルザバエフ(GER) | 池添学(JPN・栗東) |
6 | 2 | カビールカーン(USA) | 牡4 | P.ドッブス | D.ワトソン(UAE) |
7 | 12 | ローレルリバー(USA) | 牡6 | T.オシェア | B.シーマー(UAE) |
8 | 4 | ミリタリーロー(GB) | セ9 | O.チャベス | M.アル・メイリ(UAE) |
9 | 6 | ニューゲート(USA) | 牡4 | L.デットーリ(USA) | B.バファート(USA) |
10 | 10 | セニョールバスカドール(USA) | 牡6 | J.アルバラード(USA) | T.フィンチャー(USA) |
11 | 5 | ウシュバテソーロ(JPN) | 牡7 | 川田将雅(JPN・栗東) | 高木登(JPN・美浦) |
12 | 11 | ウィルソンテソーロ(JPN) | 牡5 | 原優介(JPN・美浦) | 小手川準(JPN・美浦) |
人気 | WH | JRA | JRAオッズ |
---|---|---|---|
1 | デルマソトガケ | ウシュバテソーロ | 2.9 |
2 | カビールカーン | デルマソトガケ | 4.7 |
3 | ウシュバテソーロ | カビールカーン | 5.0 |
4 | ニューゲート | ニューゲート | 9.5 |
5 | ローレルリバー | セニョールバスカドール | 9.5 |
着順 | 馬 | タイム/着差 |
---|---|---|
1 | ローレルリバー | 2:02:31 |
2 | ウシュバテソーロ | 8½ |
3 | セニョールバスカドール | クビ |
4 | ウィルソンテソーロ | 4¾ |
5 | ドゥラエレーデ | 短アタマ |
ハナを奪った地元のローレルリバーが3-4コーナーから番手を競り落として突き放し、そのまま逃げ切り、初の10F戦をものともせず強豪を撃破した。ウシュバテソーロとセニョールバスカドールが後方から追い込んで2着と3着。人馬共に初海外だったウィルソンテソーロが離されながら4着を確保。人気の一角だったニューゲートとカビールカーンはそれぞれ9・8着と日本馬すべてに先着され大敗した。
- 勝ったローレルリバーはこれがG1初勝利で、T.オシェア騎手とB.シーマー調教師もこのレース初勝利となった。
- ウシュバテソーロは今回の2着賞金約3.4億円加算により獲得賞金がイクイノックスを超え日本馬トップとなった。
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