聖丸
5
ひじりまる
双星の陰陽師に登場する婆娑羅の一人
ケガレの上位種である婆娑羅の一体で、陰陽師連が付けた順位は4位。
とある理由から、同じ婆娑羅の氷鉋を相方とし、遠く離れた土御門島から遥々本土まで渡ってきた。
見た目は他の婆娑羅と同様に褐色肌。
女性のような姿だが、性格は文字通りの残虐非道。
演技により『後少しで倒せるかも』と希望を持たせてから『実は効いていませんでした』と明かして絶望に陥れたり、(ある目的で)目の前で一人一人なぶり殺して恐怖や憎悪を煽っていったりと、人間や下位のケガレに対しては何の感傷も持ち合わせてはいない。
奇怪且つ不気味な笑い声(あひゃひゃひゃ)を放つなど、掴み所がなく、どこか軽い。
十二天将をザコ呼ばわりするほどの実力を持つ。
土属性を利用した物理攻撃を得意とし、周辺の細かいチリや埃をつなぎ合わせ、極細且つ強靱なワイヤーを作り、手元で操って対象を切り裂く。
性質的にはドンキホーテ・ドフラミンゴのイトイトの実に近い。
ワイヤーの切断力は凄まじく、繰り出す勢いに関係なく、コンクリートはおろか、人間の体も骨すらも紙切れのように切り刻むことが出来る。
加えて専用の霊符を使った呪装、纏死穢(マトイマカルサワリ)斬礁霧形(ざんしょうむぎょう)を発動。
腕全体に刃が付いた黒い呪装を施し、通常の数十倍の威力と攻撃距離を発揮する。
(これで斬ったら岩礁すらも霧のような形になる=形を留めない=斬礁霧形)
禍野とは比べものになら無いほど美しい現(特に青空がお気に入り)に憧れており、「あの男」を殺して禍野を解放するのが目的だった。
同じ夢を抱いていた氷鉋が士門に致命傷を負わされた際に、氷鉋に呪力を捧げられて進化を果たす。
進化したてで思うように力を使えない状態のときにろくろと戦い、2人のレゾナンス技によって祓われ、青空を夢想しながら逝った。
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