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舞台なのはな

ぶたいなのはな

「なのはな」は2011年8月に、月刊flowers(小学館)で発表された短編。東日本大震災と、それによって引き起こされた福島第一原子力発電所事故を題材に、津波で祖母を亡くした福島県の少女が描かれる。
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舞台「なのはな」

東京:2019年2月27日(水)~3月10日(日)

会場:東京芸術劇場シアターウエスト


大阪:2019年4月12日(金)~4月13日(土)

会場:ABCホール


Cast

登場人物なのはな
ナホ松本慎也関戸博一
学(ナホの兄)宇佐見輝千葉健玖
船戸慎士
仲原裕之
じーちゃん倉本徹
ばーちゃん若林健吾
女の子伊藤清之松本慎也
先生鈴木宏明牛島祥太
生徒1千葉健玖宇佐見輝
生徒2牛島祥太鈴木宏明
藤川さん藤原啓児
石川音寿明石隼汰

Staff

原作:萩尾望都『なのはな』(小学館刊)

脚本・演出:倉田淳


倉田淳コメント

ページを開くなり飛び込んで来るチェルノブイリフクシマという言葉、そして子供達全員がマスクをしている学校風景にドキッとしました。二つの言葉の強さに慄き、子供達のマスク姿に打ちのめされた感じがしたのです。そして何故か拒否反応のようなものが炙り出しのように浮かんできました。もしかしたらそれは、どこか当事者から遠いところにいる自分への罪悪感なのかもしれません。


3.11の後、ニュースを見ることと募金を見かけての僅かな参加のみしか出来ずにいたことへの情けなさと向き合いたくなかったのだと思います。こんな不甲斐ない自分が「なのはな」に踏み込んでよいものか……資格はあるのか……今でも心は揺れています。


しかし萩尾先生がフクシマの事故からたった数か月後に「なのはな」を発表されたという事実に突き動かされずにはいられませんでした。そして2012年3月12日に発行された萩尾望都作品集「なのはな」(小学館)のあとがきに書かれた「世界が終わらないように、世界が次の世代に続くように、願っています」という言葉に目が覚める思いがしました。せめて自分に最も可能性のある演劇という形で行動を起こそうと決心させていただいた次第です。


今回ゲストで参加していただく明石隼汰さんは福島の御出身で物語の登場人物、石川音寿のモデルの方でした。作品の中で歌われる「ALALAソング」も明石さんの創られた歌です。心強い味方を得て、有難く思っています。大切に舞台にさせていただきます。


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