概要
『SFマガジン』に1965年12月号から1966年8月号まで連載された光瀬龍のSF小説。
神と宗教、救済をテーマとした壮大なスケールで知られる。
萩尾望都による漫画版は『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、1977年34号から1978年2号まで連載された。こちらも傑作として名高い。
大きな特徴として、元来は男性神である仏教の阿修羅が、凛々しい少女神として描かれている点が挙げられる。
その他の主な登場人物は、オリオナエ(プラトン)、シッタータ(ゴータマ・シッダールタ)、ナザレのイエス、イスカリオテのユダ、ポセイドン、帝釈天など。