概要
航空爆弾とは、航空機に搭載して投下することを前提とした爆弾の総称である。
総称とあるように、航空爆弾は25ポンド程度(約11kg)の軽量なものから22000ポンド(約10トン)のグランドスラムのような巨大なもの、果ては航空機用の核爆弾まで様々な種類がある。
大抵の航空爆弾は流線形が意識された形状をしており、尾部に安定翼が付いている。
航空機に搭載して投下すること自体は手榴弾やパラシュートを着けた機雷などでも可能だが、手榴弾は航空機への搭載を前提に開発された訳ではないため、通常は航空爆弾と呼ばれることは無い。
ただし、航空爆弾を機雷化するキットや、航空爆弾を転用したIEDなどのように、航空爆弾と言えるか言えないか判断が付きづらいものもあり、定義は曖昧である。
関連タグ
誘導爆弾:航空爆弾に誘導装置を取り付けたものの総称