「俺は死者で 人殺しで… 一緒に大人にもなれないし 長くそばにいられるわけでもない でもそんな俺にも ヤシロを幸せにする方法があるとしたら 俺達が出会った意味もある 少年とか 他の誰かじゃなくて 俺の手で与えた命で 生きていってほしいと思ったんだ」
概要
花寧々とは漫画「地縛少年花子くん」の八尋寧々と花子くんの公式カップリング。
寧々は花子くんの事を「深入りしないほうがいいって思ってるけど花子くんのこともっと知りたい」「力になってあげたいの 幽霊でも 人殺しでも」と言っていた。花子くんは生前タイムスリップした寧々に「おねえさんちょっとだけおれのタイプかも」と言っていた。
pixivでは
「地縛少年花子くん」のカップリングでは最多の投稿数の一番人気のCPであり、
同作品の他CP全てを合わせた投稿数を超える作品数を持つ
関連タグ
二人の進展(※重大なネタバレあり)
出会い
第1話「トイレの花子さん」にて。二人の出会いで物語は始まる。
ターニングポイント
第8話「告白の木」にて。泣いてしまった寧々に花子くんは帽子を取り、真っ赤な顔で「泣かせるつもりじゃなかったんだ」と謝る。それに対し寧々は花子くんが犯した罪、死んでしまった理由、本当の名前――何も知らないことに気付き、彼のことを知りたいと思うようになる
寧々の真実
5巻収録「三人の時計守」にて、本人すら知らない寧々の残酷な未来が明らかになる。光や輝のように祓い屋の家系というわけではなく、蒼井茜のように契約によって力を与えられたわけでもない寧々に花子くんが見えるのは、実は寧々があちら側に近い存在、つまり寿命があとわずか故であった。花子くんはその時こそ「誰が死ぬとか生きるとかどうでもいい」と発言するが……。
夏祭り
8巻収録。光を交えて彼岸の夏祭りに参加した二人だったが、トラブルで寧々は異空間に迷い込み、生前の花子くんであるあまねに出会う。「おまじない」と称しておでこにキスをした寧々に、あまねは顔を真っ赤にした。
エソラゴト
本当の世界ではすぐに死んでしまう寧々を生かすため、七不思議四番シジマさんを使って寧々たちを絵の世界に閉じ込めた花子くん。このとき、寧々は「色々めんどくさいの」と言いつつも「きらいじゃ…ない」「好きなの」と語っている。
同じく閉じ込められたミツバがあの2人は両想いっぽいと言ったり、シジマさんは「あの人に随分気に入られたみたいですねぇ」と評価。
花子くんの嫉妬
やたら距離が近かったり、思わせ振りな事をしたりすることに加え、寧々への執着をうかがわせる行動を繰り返している。具体的には、自分以外の男が近いと引き離す、等。
また、12巻終盤から描かれた宿泊学習編にて、エレベーター内で電話越しで茜を脅していたにもかかわらず、逆に茜から寧々に手を出すことを寧々の嫌がる声や悲鳴と共にほのめかされ、(その時、花子君は冷や汗をかいて、ゾッとしたように青ざめていた)その場に駆け付けた事もあった。
なお、駆けつけた際茜に「…ヒキョーだ」と抗議している。
断絶の後
寧々を死の運命から救うため、寧々の親友のアオイを生贄に捧げた花子くん。贄の娘を捧げたことで此岸と彼岸は完全に分かたれ、花子くんは寧々に永遠の別れを告げる。「そんなこと望んでない」と涙を流し、「いかないで…」と嗚咽を漏らす寧々に、花子くんは切なげな表情で「俺も… ヤシロと一緒に生きてみたかったな」と彼女を抱きしめながら消滅する。
源輝や源光、蒼井茜の力を借りて彼岸に辿り着いた寧々は花子くんに対し「好きな人に会いに来た」と発言。花子くんは上記の発言で心中を明かし、互いにキスをした。