経歴
2005年、宝塚音楽学校入学。音楽学校入学前は神戸海星女子学院中学校に所属していた。
2007年、宝塚歌劇団に93期生として入団。入団時成績は50名中23番。星組公演「さくら/シークレット・ハンター」で初舞台を踏み、そのまま星組に配属。
2010年、「愛と青春の旅だち」で新人公演初主演。
2012年4月2日付で花組へと組替え、同年の「サン=テグジュペリ」で2度目の新人公演主演。新人公演の主演は7年間の内4回。
2015年、明日海りお・花乃まりあトップコンビ大劇場お披露目となる「カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲」より、新生花組の2番手に昇格。
2017年、10月30日付で宙組へと組替え。
その後も8年に渡り2番手スターとして活躍してきたが、2023年6月12日付で宙組トップスターに就任予定。相手役は春乃さくら。
人物
父は元プロ野球選手の山沖之彦、母は宝塚OG(歌劇団65期生)でもある白川亜樹。
身長173cm、血液型B型。
愛称は「キキ」。
サンリオのキャラクター「リトルツインスターズ」のキキに因む。名付け親は安蘭けい。
母がタカラジェンヌだったこともあり宝塚には親しみを持っていたものの、幼少期は特に興味を示していなかった。
本格的に興味を持ったのは2004年の月組公演『飛鳥夕映え-蘇我入鹿-』であり、華やかでありながら歴史を学べることに興味を持ち、また周囲の勧めもあって受験を決意した。
音楽学校は一発合格だったが、準備期間が2か月と短かったため同期の協力もあって乗り越えられたという。
新人公演や東上公演で複数回主演を務めているが、新人公演初主演作品『愛と青春の旅立ち』では実力不足を痛感したことから不安に苛まれていた。