彩羽真矢
あやはねまや
2002年、宝塚音楽学校に入学。
2004年、同校を卒業と同時に宝塚歌劇団に90期生として入団。入団時成績は50人中31番。
初舞台後は宙組に所属。
2008年5月18日、『黎明の風/Passion 愛の旅』の東京大千穐楽を以て退団。
退団後はローカルタレントとして活動している。
2014年にYouTubeとニコニコ動画に『【踊ってみた】元・宝塚 彩羽真矢がGO MY WAY!!を踊ってみた【一発撮り】』を投稿し、踊ってみたカテゴリ1位を獲得したことから動画投稿者としての道を歩み始める。
またmaimaiのプレイ動画を投稿し、まとめサイトにも取り上げられる。
しばらくはニコニコ動画を中心に踊ってみたやメイク動画、アイマス関連の動画を投稿していた。
ところがアイマスシリーズの作詞を担当しているyuraに認知されたことで、2015年よりアイドルデビューを果たす。
現在はローカルタレントを継続しつつYouTubeを中心に活動しており、ニコニコ動画には踊ってみた動画のみ投稿している。
愛称はチャミ。
子どもの頃は目立ちたがり屋で、中学生時代は演劇部に所属していた。
当時はモデルやタレントを目指しており、オーディションを受けては落ちる生活を送っていた。
その中でミュージカルにも触れ、遂にはミュージカル女優を夢見るようになる。
一方で宝塚を母親に勧められたものの、女性だけで構成されていることに抵抗感を覚え、きちんと触れたのは中学校3年生の頃だった。
当初は「幼少期からレッスンを受けた少女しか受験できない」と諦めていたが、母親の友人から「宝塚は何もしなくても入れる」(※)と聞き受験を決意、高校1年修了時の受験を目指してバレエスクールに入会。
残念ながら不合格だったものの、高校2年生で群馬県の受験スクールに通い、2度目の受験で合格した。
※幼少期から特段レッスンをせず合格し、トップスター・トップ娘役に就任した例は少なくないので嘘ではない。
しかしながら高身長故に希望していた娘役ができなかったことや厳しい上下関係、「上には上がいる」という事実に絶望し、「台詞のある役を貰えたら退団する」と決意。入団5年目で退団してしまった。
これに関しては「傲慢で真面目過ぎた」と振り返っている。
「元タカラジェンヌ」である事実からナレーター等の「堅い」仕事を選びがちだったが、上述の踊ってみた動画がヒットしたことで好きなことをやっていいと自信を持ち、現在に至る。
またアイドルデビューを打診された際は夫と離婚し、自ら退路を断った。
YouTubeを主軸にしてからは宝塚音楽学校の受験希望者へアドバイスする動画を投稿している。
元タカラジェンヌの動画投稿者の走り的存在であり、他のタカラジェンヌからも認知されている。
はいだしょうこから連絡がきて対談を果たしたり、元トップスターと対談する等豪華なゲストも増えてきている。
そのうちの一人は宙組在籍時代のトップスター大和悠河である。
同期の汐月しゅうはゲーマー仲間として仲が良く、コラボしたり出演舞台にも足を運んでいる。
劇団そとばこまちの公演にも不定期に出演している。