概要
1976年7月10日生まれ。青森県弘前市出身。
中学卒業後に鳴戸部屋(現在の田子ノ浦部屋)に入門し1992年3月場所が初土俵となる。1998年5月場所より新入幕となり同場所においては10勝5敗の成績で敢闘賞を受賞した。
1998年の九州場所と1999年の九州場所で膝を大怪我したが、2000年夏場所と名古屋場所で2場所連続十両優勝し秋場所に再々入幕、以降は幕内に定着。
2001年の1月場所にて初めて関脇に昇進し、2004年頃までは関脇で勝ち越しを決める場所もあり大関の有力候補に挙がったが弟弟子の稀勢の里同様に、胸を出す立ち合い・腰が高い・攻めが遅い・下位に取りこぼすなど悪い癖が中々直らず昇進はならなかった。殊勲賞4回、三賞10回、19場所連続三役など、関脇として史上最強級の実績だった。
回しを掴んで四つに組めば強いが押し相撲に弱く、千代大海や武双山が天敵だった(千代大海には5勝26敗・武双山には8勝17敗)。
その後は怪我もあり2005年の9月場所が最後の関脇で以後は幕内中位~下位に定着、2015年7月場所にて幕下陥落が確定により引退し、年寄・西岩を名乗った。
2018年より田子ノ浦部屋から独立して西岩部屋を開いた。
ライバルの朝青龍とは10勝19敗、栃東とは10勝14敗、琴光喜とは15勝18敗、魁皇とは13勝21敗、琴の若とは9勝10敗 栃乃洋とは18勝15敗、土佐ノ海とは19勝8敗、白鵬とは6勝11敗、武蔵丸とは5勝10敗、安美錦とは12勝9敗、旭鷲山とは13勝8敗だった。