「―――俺をただの人間だと言ったな
認識が甘いぞ 英雄王
お前が挑むのは 正真正銘
英霊のまがい物 だ!! 」
概要
『プリズマ☆イリヤ』漫画3期「3rei!!」の「過去編」において美遊兄(美遊世界の衛宮士郎)が自らを称して用いた言葉。
対ギルガメッシュインストールアンジェリカ戦において使用した言葉である。その様をアンジェリカは「偽物の偽物を称するか」と形容した。
エインズワース家が間桐桜に「最強のアーチャー」という触れ込みで与えたアーチャーのクラスカードを、美遊兄が自分自身を触媒および代償として強引に別世界のアーチャーに繋げた事で、その力を自らに写し取り戦う力とした事、またこの世界(現時点で「人類の未来」が閉ざされている世界)の「聖杯戦争」において未来の英霊であるアーチャーの存在は「あり得べからざるまがい物の英霊」である事、当然その力を映したクラスカードもまた聖杯戦争のゲームマスターであるエインズワース家にとっては「偽物のカード」である事、さらにはその力を振るう士郎そのものも「人類の行く末よりも、自分自身の望みと生命と幸せよりも、たったひとりの(義)妹(=美遊)の『これから』をただひたすらに望む」というその精神の在り方そのものが「あらゆる手段と犠牲をもって、人類を救済する正義の味方」であるエインズワース家からしてみれば「人間のまがい物」に他ならないものである事などから、その全てを総称した言葉である。
pixivタグとしては、転じて美遊兄がアーチャーの力を振るっている状況(主には夢幻召喚時と無限の剣製使用時)においてつけられるタグとして機能している。
ただし、このセリフが出た場面においての美遊兄は夢幻召喚を行っていない。(すでに美遊聖杯に対して「美遊が幸せになりますように」という願いをかけてクラスカードを消費していたため) その代わりに美遊兄はクラスカード無しでアーチャーの力そのものを行使できるようになって(しまって)いる。