苺(境界のRINNE)
いちご
本項目では『境界のRINNE』の登場人物である苺について解説する。
ただし、本項目で解説するキャラクターは原作単行本32巻以降に登場する人物であるため、特に同作の購読・視聴に対して、アニメが主になってる方はネタバレ注意。
以降の文面の閲覧は自己責任でお願いします。
タグとしては苺が使われる場合が多い。
が、当然「果物の苺」や他の作品のキャラクターである「苺」「いちご」「イチゴ」などと区別がつかない。
棲み分けタグの使用、あるいは「苺 RINNE」などの複数単語による検索が推奨される。
真宮桜のご近所に両親とともに引っ越してきた「霊が見える」小学生。
↑十文字の横にいる小さな少女。
霊感は非常に強く危険なものを見分けることもできるが、両親は霊感が無い「見えない」人であるため、苺が必死に訴えても聞いてもらえない。
小学生ながら、お金にはうるさく、りんねの提示する浄霊代金を「高い!」と評価(もっとも小学生の金銭感覚なら確かに十分高いが)してぼったくりを疑い、値切ろうとした。以降も、どこかがめつい行為が目立つ。
なぜか「あの世の盗撮グッズ」に監視されていた。
※以下、ネタバレ
(りんねに対して)
「も~っ 大きくなっちゃって~~ 」
「あ~っ 育てたかった~~~~~ 」
六道りんねの実母である六道乙女の生まれ変わり。CVが乙女と共通なのは転生者であるため。
金にがめついのは乙女であった頃の「小さい子ども(りんね)を抱えているから、子どもを育てるためにも稼がないといけない」という母心が影響してのもの。
「あの世の盗撮グッズ」に監視されているのは、いわずもがな社長の仕業。一応、乙女の転生体を探し続けていて、苺に目をつけていたらしい。
転生に至るまでの詳細は六道乙女の項目を参照。
輪廻の輪に乗ってから、メダカ→カナリア→アリクイと数世代の転生を経て、苺になったという。
鯖人のせいで生前の記憶を完全に取り戻してしまったため、普段は「小学生の苺」として生活しながらも時に「死神の六道乙女」として振る舞うようになり、それこそ「体は子ども、頭脳は死神。小さくなっても魂は同じ。悪霊なしの死神乙女」と言わんばかりの行動をとる。
なお鯖人との復縁は両人ともはっきり「ない」と明認しており、事実上は離婚状態と言えないこともない。鯖人いわく、さすがに小学生は対象外で、苺側としても新しい人生を歩んで生きたい気持ちがあるらしい。
ただし、互いに(元)夫婦として親しい想いは残っているらしく、将来的には未知数である含みも無い事は無いかもしれない。
幼いりんねを残して転生してしまった事に関しては、かなりの悔いがあるらしく、記憶を取り戻してからは幼くして別れてしまった息子である、りんねの事を案ずる六道乙女として彼を見守り様々な策を弄するようになる。
そのため、りんねに対しては、かなり過保護。息子に小遣いを(あるいは仕事を手助けして)やりたいがために様々な手段で、りんねをサポートする。(大抵は小学生の浅知恵になってしまうが)
ちなみに、いつの間にか六文も、しっかりと手懐けていた。給食や弁当の残りを密かに分けていたらしい。
ただ、さすがに前世があの外道の妻だっただけあり、グレーゾーン(下手すりゃアウト)に近い手段をとるケースも見られ、それを見てりんねが戸惑う事もしばしばある。(りんねからしてみれば、自分を思っての行動かつ実際に自身の生活も苦しいため、グレーゾーンな行動をとる苺に対しては強く出る事ができない)
また、ご近所であるため桜とつるんで行動する事も多い。
サポートの一例
こっくりさんで自身の前世に関連のある霊を呼び寄せてしまい一騒動が起こった(ちなみに、この騒動に対して苺自身は、りんねに「儲け話よ!」と喜々として話を持って行った)事に味をしめ、小学校でこっくりさんを流行らせようとする(学校側が騒動の結果、こっくりさんを禁止して、未遂に終わった)
相手の霊をひるませるために、お気に入りだったとっときのおしゃれシール(転生後の小学一年生という身分からみれば十分な宝物)を「りんねのためだから」と涙ながらに消費。(りんねの不幸体質のせいでムダなサポートになった)
翔真の宿題の手助けと見せかけて、死神道具に価格の二倍ふっかけてその利ザヤでりんねに小遣いをやろうとする(これにより翔真は苺に恋してしまう)
- 死神乙女のカマ
前世の自分が使用していた死神のカマ。鯖人が質に出していたのを、りんねが受け出し、魂子が預かっている。鯖人をド突き倒すのに使用。
- 子ども死神おままごとシート
主には女児死神が現世に迷える霊の話を聞き出すのに使用する。
前世の義母である魂子から託されたアイテム。
セットを開くと、話をしやすいファンシーな空間(結界)が設定される。