「草食系ですが何か…」
概要
CV:浅利遼太
No | 209 |
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種族 | ウスラカゲ |
ランク | E |
スキル | 草食オーラ(敵味方全員がこうげきをしにくくなる) |
好物 | 野菜 |
こうげき | あてみ |
ようじゅつ | 放水の術 |
必殺技 | 妖怪失格(なよなよした草食オーラを放ち敵全体のちからを大ダウンする) |
とりつく | 草食系にする(とりつかれた妖怪はなよなよした草食系になり、ちからが大ダウンする) |
魂 | 味方全員がさぼりにくくなる |
何の野心も持たずにただ草と一緒に生きたいと思っている妖怪。とりつかれるとナヨナヨした草食系の人になってしまう。(妖怪大辞典より)
「元祖」限定の妖怪で和服に帽子、長い髪が特徴。一人称は「ボク」。
メラメライオンと合成すると、正反対の肉くいおとこに進化する。
草くいおとこのときは名前に違わず「やさい」が好物で「にく」がキライだが、進化して肉くいおとこになると「にく」が好物で「やさい」がキライになる。食べ物の好みが正反対になるのは全妖怪を見てもかなり珍しいパターン。
妖怪ウォッチ3ではバージョンに関係なく入手できる。
名前の由来は『草食系男子』。必殺技の由来は太宰治の『人間失格』。
ちゃお版
初登場は第27話。
フミちゃんをデートへ誘い、浜辺に来たキュウビに取り憑き、ナヨナヨした草食系へと変貌させた。
コロコロコミック版
ジバニャンが主役の外伝で登場。 二つ名は「草食妖怪」。
ジバニャンにとりついて戦う気を失くし、自分からトラックに轢かれにいくという自殺行為をさせた。しかし、エミちゃんに会うまで生き延びようする彼を見て自分から姿を現した。
争いは嫌うが、「ダマってやられると思ったら大間違いだよ」と啖呵を切るものの、実際は「暴力反対」「平和主義!」「安全第一!」「ゆとり万歳!」を叫んでるだけでジバニャンにあっさり倒される。「自分の弱さを認めたくないから、争いから逃げていた」と語ってジバニャンに諭された。その後、草を食べて栄養とつけようとするが、草がのどに詰まって昇天するが、「天国遠そうだから死ぬのやめました」という理由で戻って来て生きることを決意するのだった。
ジバニャン「やる気あるんだかないんだか・・・。」
アニメ
第211話にて初登場。
「諸行無常」なる題の本を読みだすほど草食系男子になったクマ、カンチに異常を感じたケータが妖怪ウォッチを使うことで姿を現す。
追っ払おうとするケータ自身も憑りつかれてしまい、困ったウィスパーとジバニャンの前にふぶき姫が偶然通りかかり、対抗策としてアツい性格にしてくれること間違いなしのアッチィソウルブラザーズの面々(あつガルル、メラメライオン、のぼせトンマン、あせっか鬼)を呼び出すことに。
「ガルガル言うのも、もういいかな」
しかし、その頼みの綱であるアッチィソウルブラザーズやジバニャンまでもまとめて憑りつかれてしまい万事休す・・・と思ったところにおニューの芝刈り機を持ったジェリーが現れる。
彼曰く「ステキな草むら」を発見したジェリーは、草くいおとこが寝そべっている草むらに芝刈り機でそのまま突っ込んでいき…
「おや?何か引っかかりましたカ?」
「フルパワーデース!!」
草くいおとこ「助け...て...ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ア"!!」
・・・そのあまりに凄惨な光景はあのふぶき姫をもってして「こ・・・怖い・・・」と顔面蒼白の状態で怯えさせ、ウィスパーも「今夜おトイレいけないでウィス...」と恐怖の表情で震えていた。
そしてジェリーが通った後には、草くいおとこが齧っていた葉っぱの切れ端と彼の妖怪メダルのみが落ちていた・・・。
惨劇の最中の画面では※ジェリーに草くいおとこは見えていませんという申し訳程度のテロップによるフォローが入っていたが、ジェリーの狂気じみた表情や映画サイコに似た恐怖のBGM、普段はおとなしい草くいおとこの本気の悲鳴でまったくフォローできておらず、ジェリーのサイコパスエピソードにまた一つ新たな歴史が刻まれることとなった。
ちなみにジェリーによる殺害された妖怪の被害者としてはしらんプリンに続く2人目になってしまった。南無。