悠久なる歌声のように青く、真っすぐな直剣。風の国を代表する自由の誓いのように、その切っ先は鋭い。
概要
オープンワールドRPG「原神」に登場する片手剣。レアリティは★5。
「千年の大楽章」と呼ばれるモンドの伝説が込められた武具のうちの一振り。
古のモンドにて圧政を打倒すべく立ち上がった英雄と、それを見送る者の物語が宿っている。
楓原万葉とベストマッチする性能に設計されている、いわゆるモチーフ武器ではあるが、ビジュアルもバックストーリーも彼との直接の接点は無い。そのため彼の得物として描かれるのは、もっぱらキービジュアルに描かれる風元素の光を宿した刀か、彼の伝説任務に登場する「妖刀」かのどちらかである。
性能
(※lv90時の能力を記載)
メインステータス | 基礎攻撃力608 |
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サブステータス | 元素熟知198 |
固有能力「執行と抗争の歌」 |
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風と共に流れる「千年の大楽章」の一部。
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★5の中では攻撃力はそこまで高い訳では無いが聖遺物一部位分相当の元素熟知ボーナスを持ち、メインアタッカー向けの馬鹿にできない量のバフを配る事が出来る。トリガーとなる2回の元素反応は万葉なら元素スキルの二連撃で簡単に満たせる。
万葉以外ではベネットや旅人(風・草など)がマッチする。サポート性能のみを活用するなら久岐忍などにもあり。
ただし「千年の大楽章」シリーズの他武器とバフ効果を上書きしあってしまう欠点があるため運用には注意が必要(一応、想定された使い手同士の相性が悪いような設計がされているため、性能だけ見てチーム編成するなら被らないようになっている)
関連タグ
- 「千年の大楽章」シリーズ
片手剣 | 蒼古なる自由への誓い(モチーフ:楓原万葉) |
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両手剣 | 松韻の響く頃(モチーフ:エウルア・ローレンス) |
弓 | 終焉を嘆く詩(モチーフ:ウェンティ) |
ストーリー
烈風の王者が尖塔に君臨した時も、
腐りきった貴族が神像を倒した時も、
幽閉された地下室で、暗い路地裏で、ぼろぼろの酒場で、
烈風と鉄の拳に浸透し、抗争の英雄を紡ぐ。
遥か昔のある日、環状の静まり返った王城で、
誰かの琴声を伴って、叫び声はついに烈風の監獄を突き破った。
ある少年、精霊、弓使い、騎士と赤い髪の流浪騎士は、
空を突き抜ける槍のような、
巨大な影を落とす尖塔の前で自由を誓った。
そして塔の上の孤独な王を倒すと決意した。
尖塔に登れない体の弱い者たちは、普段小さい声でしか歌えなかった。
しかし、あの乾杯と送別の歌を、城壁が揺れ動くほどの勢いで歌い、旗を揚げた勇者たちを応援した。
「誰かに舌を抜かれても、目で歌える」
「誰かに目を刺されても、耳で聞ける」
「でも、誰かに歌う自由と眺める自由を奪われたら」
「——それは、絶対に、絶対に容赦しない」