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演:伊藤英明


人物像編集

私立晨光学院町田高校2年4組の担任。32歳。あだ名は「ハスミン」。

ESS(英会話部)の顧問で英語科の教師。

ハーバード大学を卒業後、MBAを取得、アメリカの大企業に勤めていたため英語ペラペラである。

英語科の他にも生活指導部の教員を兼任しており、学校内の問題を次々と解決している。


頭脳明晰でありスポーツ万能の美青年

生徒達の人気者であり、職員やPTAからの信頼も厚い。女子生徒の親衛隊までついている。


容姿は映画版と漫画版で異なり、映画では黒髪ショートのスーツ姿、漫画では茶色のミディアムショートで基本的にジャケットとジーンズを着用。


早朝にフギンとムニンと名付けた二羽のカラスの鳴き声に起こされた後にジョギングするのが日課。

学校の通勤時にはハイゼット(要するに軽トラ)に乗車する。

機嫌が良い時には『三文オペラ』の「モリタート(殺人物語大道歌)」を口笛で吹く。


裏側編集

ネタバレを含みますので閲覧には注意して下さい



















生まれついてのサイコパス(反社会性人格障害)であり、サイコキラー。物語開始時点で30人以上の人間を殺害している。

また、幼稚園児の段階で周りの大人の思惑をざっくりとだが見抜けるようになる、中学の段階で盗聴器を使いこなし両親の密談内容を完全に把握するなど、優れた頭脳を持つ天才、さらには女性を性的に陵辱洗脳することに目がない色魔でもある。


他者への共感能力に欠けており、邪魔とみなした人物には容赦なく肉体的・精神的暴力を加える。

幼少期から数々の人物を、自殺や事故、他の人物の仕業に見せかけて殺害している。

両親は中学生時代に、蓮実の本性を知ってしまった後に彼によって殺害されてしまった。


両親を始めとして、その本性に気付いた大人を始末し続けてきたが、中学の段階で世渡りのために正常な人間の感情について学ぶことを決意。

大学に入る頃には周りの人間と同じように振る舞えるようになる。

(ただ、それでも片桐怜花のように、異常に直感が発達している人間には時間をかければ見抜かれてしまう)


京都の国立大学を2ヶ月で中退、ハーバード大学を卒業、アメリカの金融企業でトレーダーとして働くが2年余りで退職(上役らがインサイダー取引で得た不正な利益を自分のものにしようとしたが、それを読んでいた社長らに計画を逆手に取られアリバイ工作に利用された上に、アメリカの入国を禁止にされてしまった)。

日本帰国後は特別免許状を得て都立高校(映画版:都立北原高校)に奉職。その都立学校の事件後に晨光町田高校に転任、というなんとも異色すぎる経歴を持つ。

ちなみにその都立学校の事件も彼が関わっており、自分に歯向かってきた生徒4人を自殺に見せかけ殺害していた。

ハーバード大学在学時に銃器類の扱いを習熟しており、文化祭前夜の惨劇では散弾銃(ショットガン)を使用している。


教師になったのはあくまで成り行き(従妹の推薦)だが、生まれつきの詐欺師のような蓮実にとって、嘘や煽動、洗脳に耐性のない高校の生徒も教師も格好のカモであることに気づき、教師の仕事を続けることを決める。

目標は自分の好みの生徒を自分のクラスに集め、「(自分にとっての)理想の王国を創る」、そしてその王国を影から思い通りにコントロールすること。

片桐怜花にはサイコキラーとしての本性を表す前から、決して相容れる事の出来ない存在と恐れられていた。


勘違いされやすいが、蓮実本人は殺すこと自体が好きなわけではなく、「自分にとって不都合な相手に対し折り合いをつけるぐらいなら殺してしまった方が早い」「自分に敵意を向けてくるような相手が生きてそこにいるだけでイライラするので、殺してスッキリしたい」と考えているだけである。

そのため当初はいじめっ子の蓼沼(たでぬま)を退学処分に追いこむだけで済ませたり、自分と敵対してきた国語教師の堂島を追放したり、モンスターペアレントの清田に対し自宅に放火するだけで済ませたり(清田本人は殺すつもりがなかった様だが、特に生かしておくつもりもなかった模様)と、状況に応じて殺害以外の手段も選んでいた。

終盤の大量殺人にまで至ったのには、アクシデントにアクシデントが重なり、何もしなければ殺人犯として逮捕されるという状況にまで追いこまれたことが大きい。


余談編集

映画にて蓮見を演じた伊藤英明曰く、「試写会の後、生徒役の子達が誰も僕と口をきいてくれなくなった」らしく、非常に寂しかったらしい。


関連タグ編集

悪の教典


関連動画編集

《三文オペラ》「モリタート」


外部リンク編集

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