- 言葉や文書で意思を述べ表すこと。「心中をーする」
- 仏教用語。本文で解説。
仏教用語としての表白
表白(ひょうはく、ひょうびゃく)とは、仏教の修法や法会に於いて、導師が仏事の趣旨・目的を本尊及び大衆に告げること。また、その文。
「白」とは漢文における「白す(もうす=申す)」の意。
広義には仏事の中で導師により執り行われる一連の儀礼を表白と言うが、狭義ではその最中に読誦される漢文体の文章のことを指す。
権門寺院などでは歴代の住持が担っていた法会で用いられた表白を撰集した抄本を作成する場合があり、これを表白集と称する。
別名・表記ゆれ
開白 啓白 表白文