かつて、カーリアの親衛騎士であった彼女は
しろがねの安住の地を探し求め、旅に出た
概要
親衛騎士ローレッタとは、『エルデンリング』に登場するボス。巨大な軍馬に跨り、白銀の鎧を纏った騎士の霊体。レガシーダンジョンであるカーリアの城館の最奥を護るように出現する。
戦闘では軍馬の機動力を生かしながら、カーリア王家由来の戦技や魔術を駆使し、長柄の戦鎌を振り回して攻撃してくる。巨躯に反して兎に角素早く動く為、此方も機動力の高い武器や遠距離攻撃手段を用意しておきたい。ただし霊体故に状態異常攻撃は通用しない為、そこは注意。
霊体として登場する彼女だが、実体として聖樹の騎士ローレッタもおり、霊体の彼女はカーリアの城館を守衛するために何らかの方法で残した防衛機構だと思われる。
人物
作中では実体霊体共々、一切言葉を発さない為、人物像については彼女のドロップ品や指読みで得られる英雄の防具からしか窺い知る事が出来ない。
彼女は元々親衛騎士としてカーリア王家に仕えていたようだが、いつしか被差別種族であるしろがね人達を救うため、彼等が安住できる地を探しに旅に出たという。
その際の置き土産として自身の霊体をカーリアの城館に置いていったのだろう。こうして見ると心優しい人物であった事が窺える。
そして長き旅の末にミケラの聖樹にしろがねの安住の地を見出し、聖樹に仕える騎士となった。
ミケラが聖樹を去り、聖樹が歪に成長した今でさえも彼女は聖樹の地を守り続けている。
余談
被差別種族のしろがね人を擁する彼女は奇異の目で見られていたようで、白銀の盾を得物としていた事も更に拍車をかけて「ローレッタはしろがね人である」という噂が立てられてしまっている。
ちなみに人型のしろがね人は足が不自由であり、基本は常に動物の背に跨っているという。足となる動物を持たぬ者は地に座り込んでいたり、這いずり回って動く事しか出来ない。
ローレッタも常に軍馬に騎乗しているため、前述の噂もそういった点が絡んでいるのかもしれない。
しかしローレッタの場合、足甲を身に纏って軍馬の鐙にしっかりと足を乗せている。一方でとあるしろがね人の戦士は騎乗している動物に鐙を付けておらず、足甲も装着していない。この事からローレッタは恐らく普通の人間なのだろう。