「ミリス様もおっしゃっています『汝、礼を失することなかれ、恩を忘れる事なかれ』と」
CV:石見舞菜香
概要
ミリス教団の魔族排斥派が祭り上げる神子。教団に召し上げられた時点で名前は捨てられており、名前を名乗ることも許されないので、能力から「記憶の神子」と呼ばれている。
呪いと呼ばれる魔力異常による特殊能力の持ち主で、神殿騎士団からは「教団の象徴」「聖ミリスの生まれ変わり」と見られて表向きは要人だが、裏向きは枢機卿の道具扱いされて権限どころか自由もない。
かつては物心ついたころから閉じ込められて、一切の自由もない生活に絶望していたが、教皇派の暗殺者に襲われた際に助けてくれたエリスに憧れて明るい振る舞いをするようになった。
容姿
顔立ちちは綺麗系だが、暗殺されかけてから教団本部に軟禁状態なので、運動不足でややふっくらとしており、ルーデウスからは「オタサーの姫」と評された。
人物像
エリスの真似をして明るく元気よく大きな声で無邪気に振舞うが、教団の罠にかかったルーデウスに自分を人質して教団と交渉するように提案するなど肝の据わった面もある。
魔族排斥派だか枢機卿が本人の意思を無視して祭り上げているだけなので、彼女自身には魔族に差別感情はないどころか、権力争いも他人事でルーデウスに協力することで枢機卿の立場が悪くなることも、まったく気にしていなかった。
能力
- 記憶の観覧
目を合わせた相手の記憶の表層を見る呪い。相手が思い浮かべていることに関連する記憶が見え、ずっと目を見続ければ、どこまでも遡って見ることができる。枢機卿の許可の下で教団内部の審問や、国の裁判などに使われる。この能力を独占することで魔族排斥派の発言力が強くなっているため、魔族排斥派の全てといえる価値を持つ。