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概要
”賢スラ”とは、『スライム倒して300年』に登場する”賢いスライム”である。
知能を持って生まれたスライムの一人。普通のスライムより二回りほど大きく黒い身体をしている。
ヴァンゼルド城の地下ダンジョンに住んでおり、自室の壁に書かれた文字へ身体を当てることにより、会話をすることができる。身体が黒いのは何度も壁にぶつけたため。
朝起きたら”人の形”になることができなくなったファルファを、どうすれば元の姿に戻すことができるかアズサたちが魔族城にいったおり、会ったスライム。
このとき、コミカライズ版およびアニメ版ではアズサに「”賢いスライム”だから、略して賢スラ”ね」と勝手に名づけられた。
(原作ではアズサが頭の中で考えただけだが、この後周りに伝えたようで、以降、魔族の間でも通称の”賢スラ”で呼ばれるようになる。)
”賢いスライム”からの助言を受けたアズサたちは、その後”魔法使いスライム”(マースラ)を訪ね、”魔法使いスライム”から”武闘家スライム”(ブッスラー)のもとを訪れるよう助言される。
ファルファとシャルシャが未確認飛行クリーチャー(UFC)シンポジウムで問答したときには、正体は「空飛ぶスライム」と突き止めた。そのときはサーサ・サーサ王国の古代魔法を応用したキーボードのようなパネルを開発してもらい、それで発言した。それ以降、普段は布の簡易キーボードで会話している。
世界三大賢者の一人だが、実際には世界三大賢者と呼ばれる人たちは300人から3000人ほどおり、賢スラは正しくは「世界三大会うのが難しい賢者」の一人である。
元々はヴァンゼルド城の地下室で「存在とは何か」という命題をずっと考えている哲学者であったが、アズサと出会ったことで少しアクティブになり、「世界三大行くのが難しい島」の1つである「近づけず島」に住んでいるドライアドの賢者ミユミユクッゾコから届いたボトルメールを見て会いに行くことを決意する。
その後も砂漠に住むアスファルトの精霊「断食のモリャーケー」など、いろいろな世界三大賢者に会いに行くようになった。
関連タグ
リムル=テンペスト:”賢スラ”という呼び名から、視聴者から「”転スラ”に聞こえる」と、すぐにツッコまれた。