概要
漫画『ボボボーボ・ボーボボ』の舞台化、舞台版。公式略称は「ボボステ」。
元々はエイプリルフールネタで舞台が発表されたが、後日本当だと発表され、2024年10月に上演した。
伝説のギャグマンガの舞台版というだけあって、多くのハジケリスト達が反応を示した。
更に、日本の公官庁の一つである文化庁が本作を文化芸術振興費補助金『子供舞台芸術鑑賞体験支援事業』の対象に指定。
「7歳以上18歳以下の未成年」を対象に無料鑑賞チケットを用意するというとんでもないハジケっぷりを披露した。
上演されたのはなんと本編全話。
厳密には軍艦編等の表現が難しいエピソードはミュージカルや独白等でダイジェストとしてばっさり端折っている。
制作当初は本当に全話再現する予定だったが、見積もり予算が15億円と膨れ上がりお蔵入りになりかけたため、限られた予算内でなるべく全話再現するための苦渋の策だった。
評価は頗る上々だが、何から何まで再現された原作のあの狂気を休憩なしの140分間浴び続けなければいけないので、鑑賞者からは「空腹で来場しない」という異例の注意が飛んだことも。
尚、会場のシアター1010は2024年11月1日より一時閉館するため、本作が閉館前最後の作品となった。
いいのかそれで
公演時期:2024年10月23日~31日
会場:東京都 シアター1010
脚本・総合演出:川尻恵太(SUGARBOY)
配信実施公演2024年10月28日(月) 13:00回(全景映像)/18:00回(スイッチング映像)
キャスト
- ボボボーボ・ボーボボ:加藤将
- ビュティ:工藤晴香
- 首領パッチ:稲荷卓央
- ところ天の助:兎(ロングコートダディ)
- ヘッポコ丸:樋口裕太
- 破天荒:大澤駿弥
- ソフトン:小松準弥
- 魚雷ガール:立道梨緒奈
- ナレーター:太田真一郎