概要
『ジャングルの王者ターちゃん』中国編から登場する拳士。
西派白華拳の若き師範であり、初登場時(1991年時点)は12歳。まだ背も低く、繋がった眉毛がチャームポイント。
礼儀正しい性格であり、75代大導師蓮苞や梁師範を篤く敬愛している。
白華拳の師範代三名(内二人は蓮苞の兄であり、74代大導師の息子たち)が黒龍拳に毒殺されたことを受け、十年に一度開催される西派三十二門格闘大会のメンバーを募る為に蓮苞の命を受けアフリカに向かう。ターちゃん、ペドロ、アナベベをスカウトして一時的に白華拳に入門させる。
決勝戦で黒龍拳中堅の李功(メイン画像手前)との試合前に、片腕を失った梁の治療に氣の大半を使ってしまい、李功相手に封じ込めていた「氣」を解放して百歩神拳を放つも敗北する。
トーナメント終了後は黒龍拳の大将副将が逮捕されたことにより後釜に収まった李功と和解し、共に西派を勃興させることを誓う。
アニメでは最終回でハンター組合との戦いに助太刀に来ていた。
それから4年後には別人のように背が伸びた姿で再登場し、一人称も「俺」になるなど大人びた。
梁と蓮苞の息子・空総の誕生を祝おうとするが、未来から空総抹殺に訪れた昆虫人間十二神将に襲撃される。
能力
12歳の若さで、並み居る他の三十二門派の拳士たちを軽く凌駕する実力を有し、ペドロやアナベベすら趙と比べれば「格下」と称される。
李功と同じく、生まれついて"気"が強い特殊な体質であり、普段は帽子の下に札を貼って気を封じ込めている。
梁師範が戦闘に強く氣のコントロールに弱いとされるのとは対照的に、戦闘力は梁より劣るものの内気功の技量は梁を優に凌ぐ。氣を送り込み相手を活性化させる「内養功」に関しては智光に次ぐ技量を有する。
また、氣をコントロールすることで軽いESP(念力)を使用することも可能で、草を操ってアナベベのベンツを縛り上げたりもしていた。