ペドロ・カズマイヤー
ぺどろかずまいやー
「おそれいりました!!」
『ジャングルの王者ターちゃん』のメインキャラの一人で、原作では無印終盤から登場。
ターちゃんの強さを聞きつけ格闘家として挑戦状をたたきつけて来たが、ターちゃんの凄まじい強さと自然を愛する気高い心に惹かれて弟子入りを志願した。
以後、ターちゃんの弟子として活躍する事になるが、原作では彼以前にプロボクサーが一時的に弟子入りしていた事や中国編序盤で大勢の弟子がターちゃんの下で稽古をつけて貰っていた為、最初の弟子ではない(いずれもアニメ版未登場)。
フランス国籍の現役大学生だが、年齢は作中に記載されていない。ただし母から酒が贈られてくるなどの描写から16歳(フランスでは16歳から飲酒可能)以上と思われる。
実家はホテルのオーナーをやっており、かなりの富豪。血は繋がっておらず、幼い頃に捨てられて孤児院で育てられていたのを養母に拾われた(アニメ版では両親に捨てられた事は触れず「身寄りのない自分を(義母が)拾ってくれた」と簡潔に語られるのみ)。
ハンサムであり、アニメ版ではヘレンちゃんも一目惚れしかけた。
非常に優れた実力の空手家であるが、ターちゃんの弟子という立ち位置上強敵のかませ犬になる事もしばしば。
しかし改造人間や吸血鬼等一般的な人間を逸脱した相手が多いので仕方ない面も有り、たとえヨーロッパ空手チャンピオンであろうと普通の人間相手なら軽く倒せる程度の実力はある。
ユンケル帝国編で鼻を負傷し整形手術をした影響で化粧用コンパクトを携帯し時折オネエキャラになる時期があったが、アメリカ編序盤からそのような描写は無くなり元に戻っている。
ちなみに、アニメ版ではユンケル帝国編自体がカットされているのでそのような変化は無く、これに伴い中国編では携帯しているアイテムが薬箱一式になり、試合中に剣で胸を突かれたシーンでは防御してくれたアイテムがコンパクトから出し忘れた絆創膏の缶になっていた。
バンパイア編にてシーマ・マルソーにバンパイアウイルスを強制注射され正気を失うが、梁師範共々ダン国王の血を吸って人間に戻った。その際にバンパイアの持つ10倍の筋力を得ている。これにより格段にパワーアップし改造人間を秒殺、昆虫人間十二神将のバトルスーツすら破壊するほどの戦闘力を得た。
クローン編では控え室で出会った一般参加の格闘家「ガルシア」と親しくなるが、MAX(ケルベロス)の改造レスラーの卑劣な戦闘によりガルシアが命を落とすとMAXへの怒りを爆発させ、MAX所属の「ゴールデンイーグルマスク」を撃破し(アニメ版では原作以上に痛め付け、相手も隠し持っていたカミソリの刃でペドロを攻撃するも通用せず)、ガルシアの命を奪った改造レスラー「百蓮仮面」に対しても怒りを見せつつ冷静に対処しガルシアの仇をとった。
後に、怪我の看病をしたことがきっかけでレンジャー隊員のドロシーと相思相愛になり、最終回では結婚して家庭を築いたことが明らかになった。ただしアニメ版ではドロシーが出るのは最終回のみであり、ペドロの恋人はヘレンになっている。
なおそのヘレンは原作では最終回で経緯は不明ながら最終回で智光と結婚しており本人も「なんで?」と驚いている。