概要
堀井雄二原作のアドベンチャーゲームである。PC-8801のコマンド選択式アドベンチャーゲームで、1985年4月に発売。オリジナル版のプログラム・シナリオ・グラフィック等の全ての作業を堀井雄二が1人でこなしている。
1983年6月発売の『ポートピア連続殺人事件』、1984年12月21日発売の『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』に続いて、堀井雄二がシナリオを担当したアドベンチャーゲーム第3弾であるため、『ポートピア連続殺人事件』『オホーツクに消ゆ』と並んで堀井雄二3部作と呼ばれている。
刑事を主人公としていた前2作品と異なり、一般的な大学生さかきしろうとその恋人高木久美子を主人公。
敵との戦闘シーンでは、ヒロインによる「なげキッス」と「パンチラ」（携帯アプリ版では「ぱふぱふ」）によるサポートがあり、ラスボスとの対決では上位装備である「スケスケのパンティー」を装備したヒロインによるパンチラが勝利の鍵となるなど、アダルトテイストが見られる。
余談
- アダルト風味が加えられたシーンや大麻がらみの要素があり、戦闘では「ぱふぱふ」や「パンチラ」等のエッチな要素があったためか、シリーズでは唯一、ファミコンに移植されなかった。
- 『ポートピア連続殺人事件』の登場人物・沢木文江がゲスト出演していて、本作ではペンション・デュランに勤務している。
