概要
轟家の七姉妹とは、中音ナタ氏によるオリジナル四コマ漫画。
轟家の個性豊かな七人姉妹が繰り広げる日常ギャグコメディである。
ワザップジョルノなどのパロディが出てくるシーンもある。
全員女子化ですか、性格はわりとそのまま。
ちなみに兄のさね野郎は三、ナタ自身は四、絵描きの妹は五まで判明する。
(ナタ氏曰「妹はSNSをやっていないので、搜すても無駄」)
また、物語の舞台であり作者の地元でもある青森のご当地ネタも度々登場。
八方汁やせんべいの耳などのグルメネタが多い。
後述の同姓同名のキャラ問題を受けて連載を一旦終了させ、名字を轟から轟木に変更し、タイトルは「轟木家の七姉妹」に変えて連載を再開。
登場人物
轟家
はじめ
長女。高校3年。8月17日生まれ。目つきが悪いせいでヤンキーだと誤解されているが、実際は姉妹の中で一番気が弱く泣き虫。
口にくわえているものはタバコではなく棒付き飴(その2で判明)。
年に数回はおめかしをして出掛ける事があり、周囲からとても美人と好評である。次女とは半年しか年が違わないが年子である。
かよね
次女。高校2年。2月14日生まれ。母親代わりに姉妹の面倒を見ている。
実は姉妹の中で一番力が強く、怒るとコワイ。
はじめの悪評が広がっているのは、かよねのせいだったりもする。
ゆうり
三女。中学3年。11月10日生まれ。オタクであり博識。唯一の趣味はゲーム。
器用でなんでもできるが、興味のない事にはとことん無関心であり、恋愛に疎い。また、時間にルーズ。
気分によって頭のアホ毛が動く。
あきな
四女。中学2年。10月1日生まれ。漫画家を目指していて真面目な性格。クラスでは成績上位。
騙されやすい。潔癖なところがある。
ゆうりと気が合うところが多い。
あゆむ
五女。小学6年。8月28日生まれ。正義感が強く怒りっぽい。
ツンデレっぽいところがあるが、街の人たちにやさしく好かれている。
趣味に対し偏見があるが、実は仮面ラ〇ダーが大好きな特撮オタク(その3で判明)。
ちひろ
六女。小学5年。3月1日生まれ。自信過剰でお調子者。自惚れしやすい。
あゆむが、ダサいと思って買ってきたTシャツを「かわいい」と言って喜ぶなど、ズレたところがある。
ひかり
末女。小学2年。10月16日生まれ。わがままで甘え上手。いたずら好き。
ドラマ(またはアニメ、映画)の感動シーンで笑うなど、サイコパス気味なところがある。
お父さん
名前のみの登場。本名不明。
海外に赴任している。
お母さん
本名は轟しづか。
5、6年前に両親(七姉妹の母方の祖父母)が他界し、それがキッカケで家を出ている。
仕事はスパイ関係をしている模様
マフ
はじめのマフラー。元々はかよねのお手製のマフラーだったが、ゆうりによって機械生命体に改良した。エサは電気。
冬の間は太かったが、ゆうりの改良によって細めになった。
ハチコ
あきなが拾ってきた猫。
その他
法龍院ふゆみ
あきなの同級生(おそらくクラスメートだが本編においてクラスメートという描写が一切ない)。
プライドが高いお嬢様的な性格だが、あきなと友達になりたいと考えている。しかし、プライドの高さ故か、「テストの点数で自分が勝ったらあなたを友達にさせてみせる」等とあきなに言っている始末。
響終
はじめの同級生であり、隣のクラスの女子。
気弱で大人しそうな性格をしており、はじめに憧れて弟子入りをした。
実はヤクザの娘であり、組員から「お嬢」と呼ばれている。
終の母親
本名不明。ヤクザの組長夫人。娘の終を大切にしている。
しづかに仕事の依頼をした事があるが、しづかの能力をみぬいており、あまり関わらないよう、警戒している。なお、終がしづかの娘・はじめと関わっている事に気付いていない。
余談・小ネタ(ネタバレを多く含みます)
- 姉妹内では年齢に関係なく、互いに名前で呼び合っている。はじめは妹達からは「お姉ちゃん」、かよねは妹達からは「かよ姉」、それ以外は呼び捨てで呼んでいる(あきなの場合、「あっきーな」と呼ばれている)。
- はじめはイチゴが大好き(その7で判明)。
- あきなは時折メガネをかけるが、外すと目が3...ではなく4になる(その10で判明)。
- ゆうりは寿司屋でバイトしていたことがある(その12で判明)。
- 轟家は青森にあるらしい(その17で判明)。
- 轟家の中で一番胸が大きいのはゆうり(本人曰く「多分Hカップぐらい」)、ワーストはあきな(本人曰く「Bカップぐらいはある」そうだが、ひかりいわく「ブラも必要ない」。あきなはこれを否定できていない)(その18で判明)。
- 寝床に関しては、はじめとかよね、ゆうりとあきなとひかり、あゆむとちひろと、3組に分かれており、はじめとかよねは布団、ゆうり達5人は二段ベッドで寝ている(あきなとひかりが上段、ゆうりが下段。ちひろが上段、あゆむが下段で寝ている)(その18とその33で判明)。
- 学校の成績やテストの点数に関しては、はじめ、あきな、あゆむは優秀であるが、ちひろ、ひかりはあまり良くない模様。はじめは「かよねに甘えたい」という理由で成績の良さを隠しており、かよね達はその事に気付いていない。かよねも成績優秀だが、英語だけは苦手であり、期末テストでは40点を取った。ゆうりだけは姉妹で唯一、学校の成績やテストの点数が明らかになっておらず、本人曰く「赤点を取らなきゃいいだけ」と述べている(その32で判明)。
- 轟家の父方の祖父母も青森で暮らしており、りんご園を営んでいる。轟家にはりんごやりんごジュースを大量に送ってくる(その45で判明)。
- 創作展開の過程で「轟はじめ」が同姓同名案件となってしまったため、ナタ氏はTwitter(X)で彼女の取り扱いについてコメントしている。(ちなみに、ナタさんのキャラの方が先発である。)
関連タグ
うちの大家族:漫画家・重野なおきの作品で、「大家族」がテーマの日常ギャグコメディ漫画。 こちらは千葉県が舞台であり、単行本には千葉県のご当地ネタが描かれている。こちらは8人姉弟(男3人と女5人)と父親の9人家族(母親は他界)で、犬を飼っている。