プロフィール
概要
主にラブライブ!シリーズの二次創作で活躍中の同人漫画家。
ナタさんの愛称で親しまれる。左利き。さね野郎氏とは血の繋がった兄弟であり、PIROPARU氏やしぴー氏とは悪友関係にある。
本名は明かしてないがイニシャルはH.N.との事。
中国文化が好きで、一見VOCALOIDのようなハンドルネームも中国の楽器銅鑼(中華の音)+ナタ太子から来ている…との事だが後者は本当は新機動戦記ガンダムW EndlessWaltzに登場するガンダムナタク(アルトロンガンダム)が由来である。まあガンダムナタクの名称の由来=ナタ太子なので特に気にするレベルではないが…
好きなポケモンはキレイハナで、くさタイプ愛好家。でもナタネナカではない。
現在こそラブライブ!の同人漫画家として名が知れ渡っているが、元々絵を描くのが大好きだっただけで実は同人歴はそこまで長くない。
最初に描いていたのもプリキュアシリーズで、2012年のスマイルプリキュアから本格的に二次創作をpixivに掲載し始める。
2013年に入ってラブライブ!のイラストや漫画が増え始め、2014年2月からTwitter上で「一日一本ラブライブ!四コマ」を描くようになってから徐々にラブライブ!専門の活動にシフトしていく形となった。
同人活動も一日一本が好評を得てファンから勧められた事から初めて基礎を学ぶようになったほどの初心者である。初の同人誌即売会を行ったのも2015年3月とつい最近でサークル「青海苔中音飯店」から絶賛販売中。
そして、なんと四コマはラブライブ!の公式キャラデザイナーを務める室田雄平氏からも公認されている。
μ’sの推しメンは矢澤にこと南ことりで、にことり推し。このため描くラブライブ!漫画には「ことうみがほのキチ」のような鉄板の二次設定に「ことりはにこキチでもある」という独自設定を加えている。また、推しメンが本編では際立ってひどい扱いを受けるのも特徴である。
現在のTwitter上での彼の性格は図太くめっちゃ前向き。しかし、一日一本で好評を得る以前は今では想像もつかないくらい消極的な性格だった。
また、数あるユーザーの中でもしぴー氏とは非常に仲がよく合作したりしばしば喧嘩漫才を繰り広げたりしている。上記の消極的な性格の克服や質の悪いアンチに叩かれ陥ったスランプを乗り越えられたのもしぴー氏の支えがあったからとの事。
一時期はTwitterのアイコンが対になるよう描かれてたり、お互いの推しキャラ(ナタ:にこ、しぴー:凛)になりきって1000を越えるリプライ合戦をした事もあるほど。
自他共に認める強運の持ち主であり、ファイナルライブではBD先行で東京ドーム一階席を引き当てたり、スクールアイドルフェスティバルで短期間に何枚ものURを引いてたりする。
2015年8月9日、東京23区内の某所に上京した事を報告した。
非常に人気の高い同人漫画家のため、(主にコミケ関連で)相当多忙な生活を送っている模様。
さらにその功績を評され、新人声優ユニットマジック&メイデンの公式四コマ漫画を担当する事となった。
漫画の傾向
漫画の作風は一度見たら忘れられない色分けの明暗と輪郭がはっきりしたコミカルチックなものだが、かつては描く線も細くどっちかというと薄塗りという真逆なものだった。またかなりの速筆でもあり、ニコ生でもその場で短時間の間に漫画を描き上げた。
内容の方はというとブラックジョーク、ダジャレ、下ネタ系の四コマが多い。さらに最近は淫夢ネタも盛り込む事がある。たまげたなあ→いつものナタ
特にダジャレを思いつくスピードが極めて早く、積極的にネタや擬音に組み込む傾向にある。
替え歌のセンスにも長けており、替え歌のフルが作られれば実際にフォロワーからカラオケで歌われるほど(「ピロシキれんあい塾」「米なき米は米じゃない」など)。
アニメのみに限らずドラマCDや新曲の歌詞の小ネタなどマニアックなネタも積極的に漫画内に取り込むため、ネタ次第では前知識なしでは理解出来ないかもしれない。
リズム感の良いダジャレや替え歌と独特の絵柄が非常にマッチしている事が強い中毒性を生み出しているようだ。
昔はブラックジョーク系のネタに関しては一線を越えた過激なものやバイオレンスなものが多かったが、徐々に丸くなっていった。凛ちゃんを除いて。
たまに感動的なオチで〆られる事もあり、その場合は「きれいなナタ」タグがつけられる。
そんな無印ラブライブ!四コマも無事に開催されたファイナルライブの終演とともに最終回を迎えた。
…と思ったら最終公演日(4月1日)にかけたエイプリルフールネタでした。ナタ先生は嘘を吐くのも得意なのだ!
とはいえ「一日一本」としての無印ラブライブ!四コマは終わりなのは本当で、徐々に続編のラブライブ!サンシャイン!!が四コマのメインになりつつあり、無印の投稿は控えめになってきている。現在無印の方は(μ’s)とつける事で区別している。
Aqoursの推しメンは黒澤ルビィと国木田花丸。毎週アニメ最速放送直後にニコ生を開きその場で漫画を描きTwitterに投稿するという荒技をやってのけている。
しかし、2016年に12月末に急性腎不全を発症し入院した事が原因で一日一本の投稿が途切れてしまった。退院後もめげず一日一本を再開していたが、2017年9月開催の僕らのラブライブ!17で一日一本の最終巻を刊行、Twitter上での投稿もオリジナル作品「とらぶる☆とらんぷる」発表と入れ替わるように星空凛の誕生日4コマを最後に一日一本を終了。ある意味氏のシンボルと言っても良い凛の誕生日で終わらせるというらしいといえばらしい終わらせ方になった。
以後はμ’s・Aqours共に不定期投稿となったが投稿頻度は大幅に減っており、これを境に「Fate/GrandOrder」「アズールレーン」「BanG_Dream!」など他ジャンルの漫画の投稿も目立つようになっている。
一日一本を終わらせた理由については本人もわからないらしい。
一度入院するほどに多忙で描く暇がどんどんなくなっていった事も原因と考えられるが、「一日一本をやめてしまった事で無気力になってしまった」と未練を抱えるかのように語っている事から飽きたとかめんどくさくなったというような理由ではないようである。
・・・と思ったら2018年3月、翌月からラブライブ!サンシャイン!!の四コマを正式に担当する事が決定。
一日一本投稿を終了したのはこのためで、情報公開までその事実を伏せざるを得なかったとのこと。
現在の漫画の傾向
2018年3月上旬からはにじさんじの4コマ漫画をほぼ毎日更新するようになる。今でこそ広く使用されるようになったてぇてぇという単語は実は氏のにじさんじ4コマが発祥とされている。
ラブライブ漫画も描かなくなった訳ではなく、虹ヶ咲のキャラ鐘嵐珠を主役とした4コマが不定期で投稿されている。
なお、ラブライブ!シリーズの漫画は2023年現在はほぼ投稿されていないが、関心が移ったというわけではなく、公式絵師であることにより、勝手に設定を改変したり、ネタ化して4コマを投稿することができなくなったためとのこと。
現在でもAqoursのライブの感想などを投稿する、2022年のエイプリルフールには、連続リエラ小説 れんちゃんの脚本を担当するなど、積極性は変わっていない。「れんちゃん」は、Aqoursのカオス幕間に引けを取らない、懐かしのNHKの子供向け教育番組ネタや、アニメの制作元が同じなのでたとえ訴えられても有耶無耶にできるアニメのネタをふんだんにぶっこむなど公認絵師の立場を悪用したかと言うレベルでナタイズム全開のストーリーとなっている。
この頃からは、上記の鐘嵐珠やにじさんじの天宮こころ、後述の「轟家の七姉妹」の轟はじめなどでみられるような女の子を泣かせる描写が多く使われるようになり、氏の代名詞ともいえる描写となる。
2021年3月からはウマ娘の4コマ漫画の更新を開始。ゴールドシップとメジロマックイーンを主役としたギャグコメディ漫画スタイルだが、ライスシャワーをはじめとする他のウマ娘も度々登場する。ラブライブやにじさんじに続く氏の代表的な二次創作作品となり、2023年現在は毎日10時30分前後に投稿されている。
オリジナル漫画「わいだん!」
更新頻度ははるかに少ないが、氏が不定期で連載しているオリジナル四コマ漫画。
登場人物の名前が下ネタ、あだ名が下ネタと氏の十八番ともいえる下ネタ満載の作品。
オリジナル漫画「轟家の七姉妹」
2022年1月1日から氏が連載しているオリジナル四コマ漫画。毎日15時30分前後に投稿され、FANBOXにて翌日更新分を先読みできる。
轟家に住む七人の姉妹が繰り広げる日常ギャグコメディ漫画。氏の出身地でもある青森県が舞台となっている。
「わいだん!」で見受けられるような過激な表現は一切なく、氏曰く「新聞紙に載ってる4コマのような感覚で読んで欲しい」とのこと。
なお、ナタ氏はリアルで7人きょうだい(本人は真ん中。兄姉弟妹が全員いる)とのこと。
現在は同作中のキャラがあるVtuberと同姓同名(vtuberの方が後発)という事態が起こり、連載を停止。現在は「轟木家の七姉妹」というタイトルで連載方式も変更し、連載を再開させている。
関連タグ
絵師 プリキュア ラブライブ! ラブライブ!サンシャイン!!
彼が発祥のタグ
さね野郎:すぐ上の兄。