概要
CV:宇垣秀成
ガンマ団の対抗勢力である人斬り集団「心戦組(しんせんぐみ)」局長。
パプワ島で行方不明になったコタローを危険因子として土方トシゾー・沖田ソージ・原田ウマ子を伴い島に訪れる。先住民のパプワやリキッドたちに対しては温厚かつ紳士然とした対応をみせるその裏では、如何にしてロタロー(記憶喪失のコタロー)に付け入り確保するかに考えを巡らせ、様々な算段を企てる謀略家…と思いきや、その作戦の動向は勘頼りなアバウトなものだらけである。
あまりにもいい加減な計画に呆れてトシゾーは1人先に帰ろうとするも、その際に船が島のナマモノに破壊されてしまい、やむぜず商売敵のガンマ団特戦部隊共々パプワ島にでの滞在生活を余儀なくされてしまう…
隊員達に対しては、局長という立場や年の功から親身になって接しており、特に土方やソージとは元々道場の師範と門下生という間柄であるため信頼関係は厚い…はずだが、ソージにはどさくさに紛れてメイド服やらスクール水着やらを着せようとするトンデモない性癖をさらけ出し、その都度ソージから辛辣な暴言を浴びせられたり容赦なく刀で刺されて周囲を血まみれにしたりしている。…ただ、刺されても本人は平然として周囲に対して自分の血で床を汚してしまったことを謝罪しており、ソージのこうしたぞんざいな対応についてもむしろ悦んでいる。
ガンマ団を敵視する1番の理由は「有給を取って参加した『ワールドナイスミドル大会』でマジックに負け準優勝だった」という私怨だったという、残念すぎるナイスミドル。
(余談だが、アニメ版での上述の大会の回想シーンでは、会場の造形があからさまに某有名格闘漫画の武術大会の会場だった。)
こうしたみっともない醜態を常々晒してはいるが、ときには年長者として旧知のトシやソージに対して助言や激励を行うことも。ソージ自身も、表向きこそ手酷い仕打ちを与えてはいるが、行く宛のなく素性も知れぬ己を迎え入れてくれた過去の経緯などもあり、なんだかんだで根は嫌われてはいない様子。