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2010年代半ばから見られる広義のクロスオーバーネタの一種。ソーシャルゲームの流行が新タイトルのリリースごとに変遷する度に増加するのが特徴。


概要編集

基本パターンとしては「リリースからある程度の時間が経過したタイトルのキャラが新作にかまけてログインしなくなったプレイヤーを連れ戻しに来る」という流れのものであり、旧作のキャラがやたら暴力的だったりヤンデレを発症していたりすることが多い。中には旧作のキャラが新作のゲームシステム、キャラデザなどを一方的に罵倒したりキャラに危害を加えるような過激なパターンも見られるため、対立煽りの一種と受け取られて双方のファンから顰蹙を買うことがあり、ヘイト創作の一種と認識されることもある。

つまり人を選ぶネタなのでNGワードによる住み分けのために、該当する作品にはなるべくタグ付けしたほうがよいかもしれない。

変遷編集

連れ戻しネタの発祥は定かではないが、2014年頃の艦これ全盛期にシンデレラガールズのアイドルが元プロデューサー提督を連れ戻しに来るネタが少数ながら描かれていたとされる。


その後、艦これ界隈で連れ戻しネタが大量に描かれるようになり、2015年頃は艦娘FGOモンストへ乱入して提督を連れ戻しに来るパターンが多かった。2021年以降では、ウマ娘に対する連れ戻しネタが見られる。

なぜ艦これ界隈で連れ戻しネタが多く描かれたのかというと、艦これのゲームとしての仕様上時間を取る張り付きプレイが前提であり、他のゲームのプレイとの時間的な兼ね合いが難しいからである。

過激なネタになるとヤンデレを発症した艦娘がプレイヤーに「特定のゲームアプリは危険だからアンストした」というものや、返り血を浴びた状態で「“それ”とわかるようなものを元ユーザーに食べさせようと脅迫する」というものも存在している。

もっとも、「ザーメンデーモン」や「淫魔像」、「エロ同人クイーン」などといった、あたかも侮辱するような呼称をしていた人物に艦娘が本当に愛情を寄せているかどうかは非常に疑問が残るが。


艦これに次いで連れ戻しネタが多く描かれるのはアイドルマスターで、シリーズ内の各タイトルが派閥を形成している状況から新作のリリース直後に(一例として、学マスならばシリーズ内他作品のアイドルが不機嫌そうな表情で「初星学園楽しかった?」とプロデューサーを問い詰めるようなものが)投下されることがあるが、やはり対立煽りと受け止められて否定的な意見が多い。


リアルの連れ戻し編集

ゲームを引退したユーザー個人に対してSNSやダイレクトメッセージ等で復帰を要求したり、他ジャンルへ移った同人作家に対して「◯◯はもう描かないのかこの裏切者」と罵倒するような過激な行動も見られる。


このような行為は他人やコンテンツに非常に迷惑がかかるため、くれぐれも慎むべきである。


関連タグ編集

兼任

仏さんじょ - 漫画家。同人作品で連れ戻しネタを多用することで知られる。

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