「無線にタイムラグがある以上 有線(ダイレクト)には勝てないんだよ!!」(原作漫画)
「大丈夫だよ…姉さん…。早瀬さんなら…絶対に…やり遂げてくれるから…!」(アニメ版)
プロフィール
人物
JUDAコーポレーション特務室所属で、ディスィーブのファクターである。遠藤シズナの双子の弟で、見た目は姉とはほぼ瓜二つであるが、性格はおとなしく標準語で話す。また姉の行き過ぎを止める役割も担っている。2人でいる時は遠藤シズナの口数の多さから、あまり目立たない。
キリヤマ重工戦では、「見ているだけはもういやだ」と自らにナーブクラックを打ち込み負担の大きくかかるドーピング状態で戦闘に参加(その際、口調が別人のように荒々しくなっている)するなど、強い芯の持ち主。
アニメ版では南海回で加藤機関のユリアンヌ・フェイスフルと洞窟で対峙しハァハァするシーンが描かれ、ネットでは脱チェリーしたのでは?と噂された。
更に、アニメ17話で復活した矢島の地雷を踏んでしまう、野球拳で身ぐるみをすべて剥がされる、理沙子と浩一のキスの件に関して苛立っているシズナのことを「思春期をこじらせている」と言ったりと、原作よりも出番や役どころが増えている。
なお、ドラマCDで男の娘扱いされていたのは山下ではなくイズナ(降矢曰く、「こんな可愛い子が女の子のはずがない」)。ほかにも、前述通り野球拳でまるまる身ぐるみを剥がされるなど、アニメでは山下サトル以上にサービスシーンが追加された。だが男だ。
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以下、ネタバレ注意!
原作最終章ネタバレ
最終章において、精神感応や未来予知、いわゆる「超能力」とも呼ぶべき異能が備わっていたことが判明。この事実を巡る一連の事件で科学者であった父・柘人はナーブクラックで磔にされ、死亡。この直前にイズナが描いていた絵は、「紐のようなもので磔にされて死んでいる柘人の絵」だった。
が、柘人の死の理由となったのはシズナの方であった。というのも、シズナは以前からイズナに冷淡な柘人を嫌っており、事件の頃にはそれが殺意にまで至っていた。そして、この「柘人に対するシズナの殺意」にイズナが能力で感応してそれを己のものと受け取り、結果そのイズナをファクターとしたディスィーブが柘人を殺害したのである。 以降、イズナの持つ能力は父親殺しの記憶ごと封印されることになる。
美海のラストライブの前後に彼女と心を通わせているが、彼女のラストライブに出席した際に観客たちの悪意を受けて美海に芽生えた殺意に感応。その結果、ディスィーブがヒトマキナと化してしまい、イズナも自身の能力に関する記憶を全て取り戻し、他者の殺意に反応してしまう先天的な人殺しであることを自覚してしまう。父親殺しの過去に加え、巻き込まれ事故であるものの自分が多数の人間を殺してしまったという事実から、ディスィーブを止めるために自ら道連れとなることを選択。ライブ直前から感じていた美海の闇を指摘・叱咤激励した後、合体したペインキラーによってディスィーブの電脳を頭部ごと噛み砕かれたことで死亡した(※)
※アニメ版では最後まで生き残る。(そもそも原作で死亡したのはアニメ版の放映終了よりずっと後のこと)