概要
1935年、首里市営バスが発足し、那覇と首里を結ぶバスの運行を開始した。このバスは沖縄戦によって大きな被害を受け、しばらく運休が続いた。1950年にようやく運行を再開した。1951年に民営化され首里バスとなった。この頃沖縄バスの民営化によってバス会社の新規参入が相次いだ時期であった。そんな流れの中1951年、那覇交通と沖縄交通という2つのバス会社がうまれた。銀バス、桜バスと呼ばれた両者は1954年合併し、「新生」那覇交通として再出発した。1974年、当局の指導で首里バスは那覇交通に吸収される。しかし、モーターリゼ-ションにより徐々に経営は悪化、2003年に事実上倒産し2004年、第一交通産業傘下の那覇バスとして再スタートを切った。
車輌
前身の那覇交通時代よりいすゞ自動車と日野自動車製の車輌を中心に導入していて、市内線を多く受け持っていることから自社発注による2扉車も早くから導入している。また、那覇交通時代は銀色をベースにコバルトブルーの帯を組み合わせたボディーカラーから「銀バス」の愛称で親しまれ、車体にも「GIN BUS」と表記されていた。
キャラクター
那覇バスには名称不明だが萌えキャラが存在する。トップ絵右側のキャラクターがそれである。霧賀ユキ氏によって描かれた。ちなみに同業他社の沖縄バスにも萌えキャラが存在する。