概要
沖縄県那覇市に本社を置き、沖縄本島内で路線バス・観光バス事業を営むバス会社。
戦前には沖縄にはいくつかのバス会社があったが、沖縄戦により鉄道と共に破壊し尽くされ消滅した。1947年、知念を起点とする公営バス管理所としてトラックバスの運行が始まり、復興のため圏内唯一の交通として徐々に路線網が拡大した。1950年に民営化され四月に同管理所の路線網を引き継ぐ沖縄バスが発足した。民営化と同時にバス事業は自由化され、さまざまなバス会社が誕生したが、その後現在の四社体制となった。さらなる合併計画もあったが、経営状態が比較的よかったために合併に反対の姿勢を貫き、合併話は消滅した。
車輌
自社関連会社に三菱ふそうトラック・バスの販売店があることから、保有している車輌は全て三菱ふそう製のものに統一されている。昭和53年7月30日の交通方式変更(所謂730)に伴って導入された「730車」については、1台が動態保存されていて、日曜日の午前中にのみ運行している。
キャラクター
バスむすめに沖縄バスのバスガイドという設定の真志喜いずみというキャラクターが存在している。