本名・北村 春美(きたむら はるみ)。京都市生まれ。父は在日韓国人の李正次、母は日本人の北村松代でハーフである。
1964年、「困るのことヨ」で、デビュー。同年「アンコ椿は恋の花」がミリオンセラーになる大ヒット、第6回日本レコード大賞・新人賞を獲得する。
「はるみ節」と呼ばれる、うなり声のような力強いこぶし回しや、波打つような深いビブラートが独特である。
1976年、「北の宿から」で第18回日本レコード大賞・FNS歌謡祭最優秀グランプリなど数々の音楽大賞を受賞する。1980年、「大阪しぐれ」で第22回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞を受賞。
1984年の『第35回NHK紅白歌合戦』出場を最後に一旦引退。1990年、歌手活動の完全復帰を発表。
2005年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。2010年、紫綬褒章を受章。