1923年3月27日生まれ、東京都出身。成人するまで結核を患っていた。
1943年に芸能界入り。主に悪役を演じ、仁義なき戦いシリーズの小心でずる賢いヤクザの組長役が代表的な役の一つ。
料理研究家としても知られ、自身の冠番組で料理番組の『金子信雄の楽しい夕食』を持っていた。番組の最後で試食する際に必ずと言っていいほど飲酒し、月曜日はシラフなのに金曜日の放送ではグデングデンに酔っ払っていた。これは番組の収録が1週間分を1日で収録するためであり、段々酔っ払っていく様子を見て楽しむ視聴者も少なくなかった。
1995年1月20日、細菌性敗血症のために71歳でこの世を去った。3月終了予定だった楽しい夕食は打ち切りとせずに収録済みを全て放送し、残りは金子が生前遺したレシピでプロの料理人が作るという形で放送した。