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概要

CV:高木渉


初登場は、「清麿、正義の味方」。

清麿と同じ中学校の同級生で、初登場時は毎日のようにカツアゲをする不良だった。(本人も「俺以外の人間はブタ以下だ」などと発言していた。)

父からの頼みで自分に付きまとうガッシュを鬱陶しく思った清麿は、ガッシュを騙して学校の屋上に行かせ、自分はさっさと帰ろうとしていた。


そこで金山にカツアゲされたという女子生徒の話を聞いた清麿は気になって様子を見に行く事にする。

黒コゲの不良がいるだけだと踏んだ清麿だが、屋上では金山がガッシュをボコボコにしていた。まだ魔物のこと、赤い本のことも何も知らない清麿は唖然とするばかりだった。


それでも清麿を信じて待つガッシュに金山は非情にも彼が騙された事、清麿にとっては厄介者にしか見えてない事、清麿の肩を持つ奴が学校におらず、来てほしいと思ってる奴なんていないと言い放つ。

しかしガッシュはそれを否定、清麿を友達だと断言。愚直にも自分を信じるガッシュに涙をこらえきれずにいた清麿も意を決して登場し、ザケルを喰らう。


その後、銀行強盗を退治しクラスに復帰した清麿を、山中を始めとするクラスメイトが認めていく。

しかし屋上でハイパワーザケルを食らった恨みもあってか、自身は気にくわず、ガッシュを「爆弾」呼ばわりし罵ったが、こっそり潜んでいたガッシュにより顔面を殴打され、あまりの苛立ちから、その日の昼休み中に早退する。

そこでガッシュと清麿を探しに来たレイコム・細川コンビと出会い、ガッシュと清麿の事を尋ねられるが、八つ当たり気味に怒鳴って去って行った。




「友情のカレー」

清麿達のクラスが林間学校へ行った際鈴芽の勘違いによって清麿が世界でも指折りの料理人だと皆が期待する中、


「美味しくなかったら殺すぞコラーッ!!!」


と発言。明らかに不良のような言葉遣いだが、クラスメイトとの仲も改善した描写がある



「清麿の夏休み」では夏休みに皆と遊ぶ約束をしていた清麿だが、戦いの疲れからそれを失念。鈴芽や山中達が問い詰める中、金山は…


「高嶺、オレと一緒にツチノコ獲るってのはどうなった!?」


と尋ねる。それに対する清麿の反応は


「オ、オイ…本当にしたのか?オレがおまえと約束をしたのか!?」


という当然の反応。金山と清麿がいつの間にか普通に友達になっている。

しかも、その約束が「ツチノコ獲り」…金山の意外な一面である。

しかしこれ以降、それまでの悪事がたたってか、不運に見舞われたり情けない目に遭わされることになる…。

見舞われた悲劇の数々

そのツチノコ獲りでは、ガッシュが扮したツチノコ(着ぐるみ)を発見、捕まえようとするが、清麿は逃走。

「ツチノコに噛まれると8秒で死ぬ」という嘘を吹き込まれ金山も逃走するが、その甲斐むなしくガッシュに噛まれ、嘘の筈だが還らぬ人となった。

アニメ版ではわざわざ「12345678」と、早めに8秒数えて息絶えている。




その後、清麿がイギリスから帰国し、学校は新学期に。

久々に登校した清麿はクラスメイトに「雰囲気が変わった気がする」と言われて照れる。そこで岩島が


「変わったといえば…金山くん!」


と発言した先にいたのは、何故かやせ細った金山の姿である。心なしか目が死んでいるように見える。

最初、誰だか分からなかったと言われるほどその理由は

「ツチノコを求めて山で遭難した」とのこと。かつて鈴芽からカツアゲを行い、清麿とガッシュを痛めつけて罵倒していた不良の姿はもうどこにもない。金山は清麿の友人もとい愛すべきバカへと生まれ変わったのである。


「一途な思い」では魔物達との激戦を経て運動能力が伸び、体力測定でいい記録を出す清麿にムキになった山中が清麿に勝負を挑み、それに岩島と共に参戦。

その日何故か豪華だった給食の品(うなぎの蒲焼き、メロンジュース、ステーキ、ゴージャスケーキ)を、種目毎の敗者が勝者に献上するという勝負を開始する。


金山以外が着々と勝利していき、金山は自分の人生に自信を無くす程に落ち込む。

しかし背筋力測定だけは背中の筋肉を痛めてまで勝利を掴んだ。

その理由は、背筋力測定の商品がその日の給食のメインディッシュである「チョコプリンのせイチゴゴージャスケーキ」だから。

ケーキを待ちわびる金山だが、彼に悲劇が訪れる…


金山が奮闘している同時刻、モチノキ町に訪れたパティが、あるケーキを運搬していたトラックを襲撃、中のケーキを全て平らげてしまう。

そのケーキこそ金山が勝ちとったケーキであり、ケーキが無くなった事を告げる放送が入ると、金山は窓ガラスに激突、ガラスが刺さったまま盛大に落ち込むのであった。しかも金山は他の勝負には全て負けているのでケーキどころか給食さえ食べられずじまいに終わる、トラック襲撃の後、パティは愛しのガッシュと出会うが、自分の事を忘れたガッシュに激怒。ガッシュを追いかけまわす。

金山の悲劇はまだ終わらない。ガッシュが授業中の清麿のクラスに逃げ込んで来た直後、怒り心頭のもののけ娘(パティ)数回殴打された。


体を痛めてまで得たケーキを失ってしまうばかりか、その元凶にボコられるという悲劇の連続を体験する



その後は目立った登場はないが、清麿達がファウードに乗りこむ直前のハイキングに同行している。


なお、アニメ版では大海恵のファンという設定が追加され、彼女のグッズやコンサートのことを清麿に自慢している。(ただし、清麿と恵の関係については知らない。)




関連タグ

不良 愛すべきバカ

高嶺清麿


虹村億泰蜥蜴郎:悪党から愛すべきバカへとジョブチェンジした中の人繋がりなキャラクター。

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