概要
「釘師」(原作で「Nailmaster」)とは、『Hollow Knight』の舞台となる洞窟・ハロウネストやその隣国々で一般的に使われる武器・釘の武術を高める者を指す称号である。
現在では釘師が三人おり、探検がてらに会えば釘の奥義を教えてもらえる。
三人の釘師は兄弟で、ほぼ見分けのつかない容姿からは三つ子なのではないかという声もある。
三兄弟の話を聞いたら思考を呼んだりすると、彼らのやや複雑な関係性や別々に暮らすことになった経緯を断片的に窺える。
なお釘師のさらに上に立つ、釘の聖者(原作で「Great Nailsage」)と呼ばれる者はいるようで、現役の釘師から奥義を教わった上でその者の正体を突き止めて顔を合わせられたなら、主人公が四人目の釘師として認められる。
釘師の称号を持つ者一覧
メイトー(Mato)
声:不詳
風鳴りの崖に住まう男性。奥義「サイクロンスラッシュ」を教える。
性格はとても陽気で少々ナイーブ。どうやら小柄な主人公には父性をくすぐられるらしい。
兄弟に比べて才能に劣っているらしいが釘に対する熱意は三兄弟の中でもトップクラス。大先生の釘の聖者から学んだ武術を次の世代に託したいと望んでおり、自分も誰かの師になりたいという願いを秘めている。
また本人は釘に対してとても真面目で真摯な性分で、釘師の称号を得てからは風鳴りの崖に篭り、武術を極めるまで降りてこないし釘の聖者にも会わないと心に決めている。
シオとは仲がよかったが、オロとはなんらかの仲違いを起こしているようだ。
しかしとある場面では、たとえ喧嘩中だとしてもオロのことを大事に思っていることが判明する。
オロ(Oro)
声:不詳
王国のはずれに住まう男性。奥義「ダッシュスラッシュ」を教える。
兄弟のメイトーと打って変わってひねくれ者で素直じゃない性格。三兄弟の中に彼だけが奥義を教える代わりにお金(800ジオ)を要求している。
何か重い事情を抱え込んでいる様子が見え隠れするがその詳細は闇の中。
いつかはメイトーには打ち明けたいことや、主人公を弟子にしたことが釘の聖者に対して償いになっていればとを口にしている。
ゼ=メールの繊細な花クエストをクリアしていると、オロに花を贈ることが可能になる。
花を渡された反応や次彼に尋ねた時の異変が面白いのでオロのファンに回収おススメなイベントである。
シオ(Sheo)
声:不詳
緑の道に住まう男性。奥義「グレイトスラッシュ」を教える。
彼の住処に辿り着けるのに難易度の高めなアクションにチャレンジしなければいかず、突破するのに壁ジャンプとスーパーダッシュの機能が必要。
三兄弟の中では才能が余裕でトップ。しかし釘の術を極めてから釘に飽きてしまい、現在は美術の道を日々励んでおり「絵師」と自称するようになっている。
美術と武術には共通点があると言いながら、本人曰く美術の方が性に合っているとのこと。
また新たな職業にふさわしくペンキの染みだらけのエプロンをかけており、服装で兄弟との見分けがつけられる。
いつかはこの新しい趣味を釘の聖者に見せたいと言っており、二人の兄弟とも良好の関係を保っているらしい。
プレイヤーの行動次第に涙の都の釘鍛冶がシオと一緒に住むようになれる。
二人の関係が日本語版においてだいぶぼやかされているが、原作では恋人であると明確に釘打たれている。釘だけに。
(このイベント達成で手に入れる実績は日本語版で「よき連れ」となっているが、原作では「Happy Couple」・ハッピーカップルこと幸せな恋人である。言語設定を英語に切り替えると確認できます)
主人公
詳細は主人公(HollowKnight)を参照。
神の家における釘師兄弟
第4DLCパック「神を求む者」の追加エリア神の家では、神殿(ボスラッシュ)では三兄弟と戦うことができる。
彼らはそれぞれ特有の決め技を使うのでトリッキーな戦いであり、師と弟子の熱いバトルとのこともありファンから好評を得ている。