曖昧さ回避
概要
カプコンより2002年9月12日にXbox用ソフトとして発売された。
アクション・シミュレーション系統に属するが公式のジャンルは操縦。専用コントローラーを使用したロボット操作ゲームであり、これまでにも『電脳戦機バーチャロン』『アーマード・コア』『ガングリフォン』といった、いわゆる「リアルロボット」の操縦をテーマにしたアーケードやコンシューマゲームは多数存在したが、それらのゲームでは「極力簡単にロボットを操縦できるように」「家庭用ゲーム機のコントローラーでストレスなく操縦する」という方向でシステムデザインがなされている。しかし、本作の場合は「現実にVTという兵器が存在した場合、どのような操縦方法をするのか」というところから出発し、それを実現するのに必要な専用コントローラーを新造してソフトに添付するという前代未聞のゲームとなった。アーケードがプラットフォームで難解な操作を要求する同ジャンルの『バトルテック』の影響が強く現れている。
専用コントローラー
大型レバー×2、スライドレバー×1、レバー&スイッチ×1、ボタン×33、トグルスイッチ×6、トリガースイッチ×1、ダイヤル×1、ペダル×3
という両手両足をフルに使用する凄まじい仕様のコントローラーである。
これを必須とした仕様を聞かされたマイクロソフトの担当者から「ファッキンクレイジー(狂ってやがる)」とのコメントまで頂戴したという逸話を持つ(同時に「俺たちはこういうクレイジーな発想のゲームを実現させるためにハードを作ったんだ」という、称賛のニュアンスでもあるが)