概要
古代中国の地理書『山海経』の「海外西経」に記述される、「三首国」「周饒国」の東にある「長股国」に住むという、腕がとても長い異民族。
別名修臂(しゅうひ)とも呼ばれ、中国語ではチャンビーレン(Chángbìren)と呼ぶ。
『三才図会』においては東海にある「長臂国」に住んでおり、足がとても長い長股人(ちょうこじん)と協力して海中の魚を捕るという。
かつて海で一丈(約3m)もある服の袖が見つかったことがあり、この民族のものであるといわれたと伝わる。
日本にもこの伝承は古くから伝わっており、足長手長(手長足長)として各地で知られている。