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概要編集

阿良川一門の当主を務める落語の名人。

自身の弟子でもないに関わらず主人公である桜咲朱音の父阿良川志ん太達を破門した。

朱音らの師匠である阿良川志ぐまの兄弟子で破門騒動が原因で距離を置いている。


厳しく破天荒なところがあるが芸に対しては真摯で娯楽の多様化により衰退の危機にある落語を憂いている。その為に落語をよりいい物にしようと志ん太の様な噺家を淘汰する事を辞さない。

歯に物を着せぬ無情な物言いや行動、旧来の落語界を軽んじる行動から朱音や落語協会のお偉方から反発を取られることが多い。


エピソードから立川談志がモデルの一人でないかと言われている。


少年期は蕎麦屋で働いていた。元々は大手鉄鋼会社の御曹司だが実家と縁を切り洋輔(若き日の志ぐま)と行動を共にしていた。

そんな中、ヤクザに囲まれて窮地に陥ってたところをヤクザの組長の恩人である柏家生禄に助けられ彼が自身の寄席を見せた事を契機に落語界に入り柏家生そばを名乗ってた。

初高座で師匠から自分達を破門するように命じられそれに反発した生禄と共に柏家一門を破門され師が受け継いだ志ぐまの名跡と共に阿良川一門を立ち上げる。


読者からは師匠筋が原因で自身達が破門されたのに淘汰の名目で志ん太達を破門したのは筋が通らないのでは?と批判する声もある。

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