演：高杢禎彦
概要
青山勇太の父で、職業は絵本作家。40歳。
温厚で優しい性格の持ち主だが、一方でおっちょこちょいな面も目立っており、何か他人の役に立とうと張り切ると、大抵の場合それが裏目に出てしまうという難点も持ち合わせている。また、ダジャレを好んで口にするもののこちらも往々にして滑ることが多く、そうした点も含めて息子の勇太からは呆れられることも少なくはないが、それでも親子関係自体は良好である。
勇太ほど話に深くは関わらないものの、ヒエラヒエラの術により優しさや思いやりの心を奪われたりなど、時にバルバンの引き起こした事件に巻き込まれることもある。また発端こそバルバンではないものの、自身のミスでハヤテと手がくっついた状態になった際には、彼の力になろうとして却って事態を掻き回してしまうも、何だかんだあった末にボンブスの作戦を頓挫させるという、思わぬ大金星も挙げている。
物語の始まる以前から、伝説に伝わる「不思議の森」の存在を知り、それを見付けて絵本にしたいと夢見ていた。そのためリョウマたちと出会い、不思議の森ことギンガの森が実在すると知った際には大いに感激し、故郷を失った彼らにシルバースター乗馬倶楽部を住処として紹介するなど、勇太とともに協力者の一人としてギンガマンを支え続けた。
またその間、絵本作家としてギンガマンの活躍ぶりを記録し続けてもいたようで、物語終盤ではその一端が明らかにされ、後に『星の伝説』というタイトルの絵本としてまとめられた。この絵本は、TVシリーズのその後が描かれた『救急戦隊ゴーゴーファイブVSギンガマン』や『海賊戦隊ゴーカイジャー』にも登場している。
余談
演じる高杢禎彦氏はかつては人気バンド『チェッカーズ』のメンバーだった。
関連タグ
天知秀一郎：『天装戦隊ゴセイジャー』の登場人物の一人。帰る場所を失くしたヒーローに拠点を紹介したり、一人息子がヒーローと深く関わるなど、晴彦と同様のポジションとして描かれている
