概要
乗り手と同様にギンガの森で生まれ育ち、それぞれの乗り手に合わせた色のブリンカーや馬具を装着している。後述の騎馬戦においては、乗り手が転生するのに合わせて馬の方にも馬具が装着されるという演出がなされたこともある。
最高スピードはいずれも時速300km。ギンガマンが森を離れ、シルバースター乗馬倶楽部を拠点とするようになってからは、彼等とともにそこで暮らしている。
- レッドスパーク
ギンガレッドの獣走馬。毛色は芦毛。
- グリーンウィンド
ギンガグリーンの獣走馬。毛色は鹿毛。
- ブルーホライズン
ギンガブルーの獣走馬。毛色は月毛。
- イエローサンダー
ギンガイエローの獣走馬。毛色は鹿毛。
- ピンクフラワー
ギンガピンクの獣走馬。毛色は鹿毛。
ギンガマンの移動の足という位置付けであり、エンディング映像でも獣走馬を駆る5人の姿がフィーチャーされているものの作中での使用はわずかに3回(第一・二・二十章)のみに留まっている。
このうち、最後の登場となった第二十章ではギンガレッドがレッドスパークを駆り、やはり騎乗状態にあった氷度笠と熾烈な騎馬戦を展開した。
備考
シリーズとしては初となる移動手段としての動物であり、撮影に際しては神経質な動物である馬の性質を考慮し、数週間前から日常的にブリンカーなどを着けて慣れさせたり、撮影時には元々の乗り手がスーツを着用し、さらにそのスーツも視界をより広く確保したマスクや腿の内側を補強した特注品が用意されたりと大変な手間がかけられている。
本来、レッドスパークの乗り手となるはずであったヒュウガは、獣走馬の出番が事実上なくなった物語後半より戦線に復帰したこともあり、TVシリーズにおいては初回のみの騎乗となったが、TVシリーズの後日談に当たるOV『救急戦隊ゴーゴーファイブVSギンガマン』ではこれとは別に黒い馬を使用したこともあった。
『ギンガマン』の英語版ローカライズ作品に当たる『パワーレンジャー・ロスト・ギャラクシー』では基本的な設定が原典とは大きく異なる他、移動用マシンとして宇宙用ボートの「ジェットスライダー」や、バイクの「アストロサイクル」が配備されていることもあり、原典の第二十章を元に制作された第11話にてレッドスパークが使われたのみに留まっている。