演:早川翔吾
概要
特撮ドラマ『星獣戦隊ギンガマン』の登場人物の一人で、青山晴彦の息子。年齢は9歳。気配り上手なしっかり者の性格。
物語開始当初はギンガの森の伝説を信じてなどいなかったが、リョウマとギンガレオン達との出会いを機に彼らと親しくなり、自身も星を守る戦士になりたいと願う様になった。
バルバンとの戦いに余り巻き込まれない父とは対照的に、かなりの巻き込まれ体質らしく、タグレドーの毒に侵されたり、氷度笠に眠らされたり、ガーラガーラの術に掛かる等、魔人の作戦行動の被害を各軍団毎に何度も被っているが、意外にもこの手の少年キャラに良くある、敵に人質として拉致されるピンチには陥っていない。
当初はボックや知恵の樹モークと共にギンガマンの戦いを見守るしか出来ず、アースを持たず戦えない自身の身の上を悔しがっていたが、リョウマから自身にもアースはあり、星を守ろうとする気持ちこそがそれと諭されている。
上記の通り最初はギンガマンの事も単なる伝説と信じていなかったが、彼らと触れ合う中でリョウマやハヤテから戦士の心得を教わり、剣術を学ぶ等、次第に深く関わる様になる。戦う力こそ身に付ける事は無かったものの、彼らとの関わりの中で持つ様になった勇気を武器に、劇中では幾度もギンガマンを窮地から救っており、第六章にてギンガレオンと心を通わせてガレオン星の石を彼から友情の証として授かったが、それが星獣達を救う鍵になっている。
そして第二十八章ではヒエラヒエラが父や大勢の人々から奪った、温かい心を集めた氷の塊を破壊し、晴彦の心を取り戻すと言う大殊勲を上げた。
『救急戦隊ゴーゴーファイブVSギンガマン』では、「星の伝説」を持って登場。
『星獣戦隊ギンガマン』サイドのキャラクターの中で、最初にゴーゴーファイブと接触した人物となった。
余談
企画当初、リョウマが交流する動物病院の女医の息子が登場する案が存在したが、その息子のキャラクターが勇太の人物像の原型となった模様。
尚、彼がバルバンの人質にならなかった展開は脚本家の小林靖子の意向であり、故に子供が人質となる展開には別の子役が宛がわれた。砂爆盗の人質に当時子役だった悠木碧女史が選ばれたのも、その煽りと言える。