飛行要塞ナバローン
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ひこうようさいなばろーん
飛行要塞ナバローンは、劇場用作品『マジンガーZ対デビルマン』に登場した空飛ぶ移動要塞である。メイン画像左上に浮いている飛行機。
『マジンガーZ対デビルマン』に登場したDr.ヘルが乗りこむ飛行要塞。
作中の時間軸ではブロッケン伯爵が指揮する飛行要塞グールよりも先に登場したことになる。
胴体が大きい輸送機といった外観で白く塗装されている。
飛行要塞というだけあって武装は強力。ただし機体が重いためか、運動性は劣悪。
両翼部分には上昇用のジェットエンジンが付いており、垂直離着陸が可能。また片翼4発、計8発の大型ミサイルが内蔵されている。
胴体前部の下半分が左右に開いて、搭載する空飛ぶ機械獣を出撃させることができる。搭載機はヘッドホークM3、マンテスK9、スカラルドB7の3機。
上半分には赤い操縦室があり、この部分は緊急脱出の機体になっている。
操縦室の左右には暴風発生装置、上部には熱線照射装置が装備されている。
デーモン族実在を知ったDr.ヘルはあしゅら男爵と共にナバローンに乗り込み、バードス島から地面を割って飛び立ち、デーモン族が眠るヒマラヤ山中へと直行した。
デーモン族を従えたDr.ヘルは光子力研究所攻撃とデビルマン抹殺のため、ナバローンに座乗して指揮を執る。
しかしジェットスクランダーと合体して空を飛ぶマジンガーZにより、処刑寸前だったデビルマンを救出され、魔将軍ザンニンたちデーモン族も空飛ぶ機械獣も全て失ってしまう。
ナバローンに座乗しているDr.ヘルは、空飛ぶマジンガーZと直接対決することになった。ミサイルを躱して接近するマジンガーZを暴風発生装置で押し戻しつつ熱線照射装置で攻撃するが、熱線の範囲を逃れて背後に回り込まれブレストファイヤーを浴びてしまう。鈍重なナバローンは制御不能になり海面に墜落した。
なおDr.ヘルは操縦室を分離させて脱出に成功、命からがら逃げのびた。
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