軀の字が通常変換では出てこないため、タグとしては「飛躯」が圧倒的に多い。
飛影の母親の形見である氷泪石により繋がり、それまで他人には見せなかった互いの過去の記憶を共有している。
作者の冨樫義博先生によると、軀は「飛影が付き合うならどんな相手がいいだろうか、などと考えながらできたキャラ」とのこと。
軀は瀕死の飛影に正体を明かした際、
「お前の意識は今までオレが触れたものの中で一番心地いい」「お前なら全てを見せられる 今度はオレの意識に触れてくれ」と情熱的に語りかける。また、飛影の氷泪石のおかげで救われた、と発言。
「生きろ飛影 お前はまだ死に方を求める程 強くない」という軀の飛影への台詞は珠玉の名言。
「軀につく気はない」「(戦士の)称号なぞいらん」と言っていた飛影だが、時雨(幽遊白書)戦後半年で軀軍筆頭戦士となり、軀の元部下として魔界トーナメントに参加している。
軍の解体を宣言した軀に対し飛影は「お前 気に入ったぜ」と発言。軀は飛影と幽助との間柄を「うらやましい」と言っている。
アニメでは軀が雷禅の墓に花を手向けに行った時、雷禅旧友の妖気を感じた時、魔界トーナメントを観戦する時など、常に行動を共にしている。アニメ最終回では軀の部屋に遠慮なく入室し寛いでいる飛影の様子が描かれている。
アニメオリジナルの飛影対軀戦では、お互いの名前を叫びながら戦う。最後は倒れ込む飛影を軀は優しく抱きとめている。
原作のSPECIAL DAYでは、飛影が軀の攻撃により腹に大穴を開けながらも奔走し、軀に誕生日プレゼントを贈る。
飛影は軀のことを「とびきりの女」と言い、蔵馬は飛影の怪我を見て「その傷、軀に?痴話ゲンカですか?」と言っている。
飛影が軀に贈ったヒトモドキの鉢植えにはリボンが結んであり、飛影の軀への親愛の気持ちが表れている。
SPECIAL DAYのラスト、飛影も軀も穏やかに微笑んでいる。最後に飛影が言う「ハッピーバースディ」は冨樫先生の手書きの文字で書かれており非常に印象的。