概要
主人公である高槻涼の育ての父にして、忍者一族の末裔であった高槻家当主。
かつてエグリゴリによって失われた鐙沢村の出身で、現在はアメリカ大統領すら一目置く凄腕の傭兵として活躍している。
表向きは単身赴任中のサラリーマンとして振舞っているが、ARMSの適性移植者である4人の少年少女達を見守りながらも自分なりに導いていった。
人物
商社勤務のサラリーマンを装っているが、実際は『静かなる狼(サイレントウルフ)』の異名で名を馳せ、かつて米国の諜報機関が総がかりで敗北したほどの凄腕の傭兵。平時はニューヨークのブラックハーレムに暮らし、道場を開いて子供達に武術を教えている。
最強の1角に数えられる程の実力者であり、デタラメな戦闘力を誇るコウ・カルナギや強化人間のスティンガーでさえ、迂闊に攻撃できないほどの底が見えない力量の持ち主。
そして作中唯一、生身のままで完全体ARMSを撃破したとんでもない人物である。
幼少期の亮には、格闘術やサバイバル技能に戦闘の心構えなど叩き込んでおり、迫り来る過酷な運命や苦難にも打ち勝てる様に人間としての優しさや強さを教えてきた。また、スランプに陥りARMSの発動すらできなくなった隼人に『水の心』の何たるかを教え、成長に大きく貢献した。
盲目のシャーマン『ママ・マリア』と東洋人でありながら面会を許されていたり、エアフォース・ワンの搭乗権を有していたり、米国大統領と対等の協力関係あるなど、その人間関係や人脈も凄まじい。