CV:神奈延年
概要
憎悪の意思を表すARMS『ジャバウォック』を移植されている。
移植後もしばらくは自分を平凡な高校生だと思っていたが、新宮隼人に出会ってから戦いに巻き込まれていく。
傭兵である両親から習った格闘術とトラップ技術に秀でていて、特にトラップは非常にレベルが高い。
ずっと想っていた赤木カツミとは夫婦となり、女の子をもうけた。
オリジナルARMS「ジャバウォック(魔獣)」
CV:池田秀一
涼の右腕となっているオリジナルARMS。その鉤爪はARMSの超回復能力を破壊し、傷ついた箇所の再生を不能にする「ARMS殺し」の力を宿す。
「ARMS殺し」はナイトとホワイトラビットにも備わっているが、完全体にならないと使えない彼らと異なり腕だけ変化の第一形態でも使用可能。
戦闘の経験によりその場で貪欲に機能を獲得していく性質を有しており、エグリゴリの研究班ですらその全容を把握することはできなかった。
作中では砲弾を撃ち出す大砲の機能を発現させ、それをさらに進化させていった。
ARMS屈指の耐久力、再生能力、さらには高速移動能力まで持ち、「魔獣」の呼称にふさわしい戦闘能力を備える。
白いアリスの「仁愛」「勇気」「審判」を宿す他のオリジナルARMSと異なり黒いアリスの「憎悪」をプログラムされている。
そのため話のわかる人格を持つ他の面々と異なり、黒いアリスが抱いた人類への憎悪を体現するかのような危険な破壊的メンタリティを持つ。
涼の怒りや憎悪に呼応してさらなる力を与えるが、涼の肉体と精神を侵食し魔獣として己が望む破壊を行わせようとする。しかし中盤、ウィルスによって自身の精神が破壊されかけた際に『お前(ジャバウォック)は俺だ』という言葉と、自身の深部に存在するアリスへの語りかけによって若干の変化が生まれ、涼に対し『汝と共に生き、汝と共に滅ぶ』という誓いを立てる。
「力が欲しいか?力が欲しいのなら、くれてやる!」という彼の言葉はこの作品を象徴するワードでもある。