概要である!
CV:千葉繁
実写版:菅田俊
地獄の鬼も逃げ出す超スパルタ塾・男塾で一号生の担任を務める教官。
旧日本陸軍の歩兵の様な服装と、放射状に生えた荒々しい髭が特徴。
同僚の飛行帽らとともに教え子である一号生たちに理不尽なシゴキをかけるが、反撃されることも少なくなかった。
一応、教師らしく教え子達に愛情はあるようで、驚邏大四凶殺に剣桃太郎達代表選手を送り出す際には涙を浮かべ、ゲン担ぎの為に戦吉兆占貼盤で勝敗を占ったりした(結果は読者の予想通り最悪であったが)。
また、教育者としての矜持も持ち合わせており、同僚の教官と共に「教育者の端くれとして自分の教え子が先に死んでいくのは耐えられない」と塾長に直訴する場面もあった。
後に一号生メンバーが二号生に進級した後も引き続き担当、作中では三号生の期間は描かれなかったが最後まで担当し続けた可能性がある。
少なくとも、塾生たちをいびって楽しむような性格ではないのは確かである。
アニメ版では軍服が放送コードに引っかかる為か、剣道着の様な服装をしていた。
続編の「暁!!男塾」には一人息子の軍平が登場し、男塾に入塾していたが夜間の無断外出時に暴走族「金蜥蜴」に殺されてしまう。
例え教官の血縁者であっても、男塾に入塾すればその瞬間、血縁関係は事実上の抹消状態となる以上、塾生たちの前では愚かな行為だったと切り捨てて事件の関与は一切しない様に忠告したが、実の息子である事も手伝ってか塾生たちに見られていないところで涙を流していた。
そして、長年勤め続けた男塾の教官をやめるのも厭わない覚悟で敵討ちを決意したが叶わず、金蜥蜴に捕まった際は「虜囚の辱を受けず」とダイナマイトで自爆を遂げる・・・が、金蜥蜴との闘いが終わった後、(大方の予想通り)実は死んでなかったことが判明(火薬が古かったため、花火程度の威力で済んだ)。
「真!!男塾」にて若き日の彼も登場し、あの服装がコスプレではなく本物の復員兵であった事が判明。若き日の塾長と出会い、その器の大きさに惹かれ共に歩むことを決意したくだりが描かれ長年謎であった本名『鬼田軍吉』もようやく明かされた。
実写版では、厳しくも情に厚い人物として描かれており、懲罰を終えた桃と秀麻呂に食事を用意するなど、生徒想いの面を見せている。
余談である!
スピンオフギャグマンガ「紅!!女塾」では子孫と思しき鬼モミが登場。別におっぱいを揉む癖があるわけではなく、変なモミアゲだからこの名前。