概要
初出はVer.1.0。つまり最初期のカードである。
貴族的な優雅さと悪魔的な禍々しさを併せ持つハイレグアーマーを装備した悪魔っ娘。ロリ系か、でなければ巨乳か、というCOJ界において、珍しくスレンダーな体型である。
その名の通り、槍を武器としており、戦闘時にはこれを投げたり突き刺したりして戦う。槍の投擲モーションはわりと本格的。
世紀末の雰囲気漂うサイバーな世界観のこのゲームにおいて比較的貴重な女性型ユニット(しかもそれなりに強い)ということで稼動最初期はちやほやされていたが、バージョンが進むにつれ強力なカードや萌えキャラ(しかもリリムより強い)が増えてきたせいで現在ではガチ勢からいらない子扱いされることもしばしば。
とはいえ、決して弱いわけではない。
テキスト
属性 | 赤 |
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種族/レアリティ | 悪魔/VR |
コスト | 3CP |
BP | 4000 |
能力 | ■デーモンスピア:このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それに4000ダメージを与える。 |
■トリガーロスト:このユニットがアタックした時、対戦相手のトリガーゾーンにあるカードを1枚ランダムで破壊する。 |
2つの能力を併せ持っているのにコスト3、と比較的使い勝手のよい進化ユニットである。
(ただし、進化ユニットは進化素材となるユニットが必要なため、実質最低コストは4である)
デーモンスピアは4000ダメージと戦闘用ユニットを屠るには足りないが、アビリティ目当てのいわゆる『システムユニット』を大体沈められる威力である。他の火力と併用して大型ユニットを破壊したり、あえて破壊できないままにしておきこちらの大型ユニットのアタックを通しやすくする『援護射撃』としての活用法もある。
一方トリガーロストは対象がランダムであるものの戦況をひっくり返すトリガーゾーンのカードを潰し、後続も含めアタックを優位に進めることが出来る。
Ver.1.2環境下では戦闘用ではないものの『相手のターンに使用でき、しかもそれがそのまま勝利に繋がる』カードが多数存在する。それも(ランダムとは言え)破壊できるこの能力はかなり強力といえる。
それだけの能力をコスト3に詰め込んだためか、BPが大幅に犠牲になっている。
まず4000BPはVer.1.2環境での基本的な火力である5000ダメージで即死する。
そうでなくともVer.1.2環境ではまともに戦闘するために必要なBPが6000前後なため、アタックしたところでほぼ確実に返り討ちにあう。
なのでまともに戦闘したいならばサポートが必須になる。
(Ver.1.1ex2以前は3000BPであり、1コストのユニットにすら負け、返しのターンでほとんどの火力で即死する始末であった)
コスト3という軽めのコストを活かしフィールドをリセットした後の追い討ちとして使用することも考えられる。
彼女は決していらない子ではない。ちょいとワガママなだけでやれば出来る子なのだ。