脚注
当タグ(キャラ名+作品名)で登録されている作品は少ないので、検索の際は『ヘカテー コードオブジョーカー』と2タグ指定を活用されたし。
概要
初出はVer.1.1。
神話のヘカテーをモチーフとした魔導士ユニット。しかし『3』要素はあまりない。
カードイラストでは割とテンション高そうなポーズと勝気な笑顔が印象的だが、実際にフィールドに出すとなぜか直立不動の姿勢をとる。
その姿勢のよさやボイス、被っている軍帽から軍隊の教官っぽい印象を受ける事もある。
しかしその割に下半身はかぼちゃパンツにニーソックスであり、色々とちぐはぐな感じはする。
そんな微妙な噛み合わなさが奇跡的に萌え要素として完成しているユニットでもある。
何気に巨乳でもある。
テキスト
属性 | 青 |
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種族/レアリティ | 魔導士/UC |
コスト | 3CP |
BP | 5000 |
能力 | ■マジック・クロック:あなたのターンの開始時、ユニットを1体選ぶ。それのレベルを+1する。 |
Ver.1.1で登場した、『敵味方の区別なく対象を取れる能力』および『ユニットのレベルを操作する能力』を持つユニットの元祖。
味方ならともかく、敵のユニットのレベルを上げる行為は一見自滅行為に見えるかもしれない。
が、青属性には『レベル2以上のユニットを破壊する』能力を持つカードが多数あり、戦闘で自らのユニットを潰さずとも敵ユニットをレベル2以上にすることが出来ればローリスクにこれらのカードを行使できるようになる。
レベル2除去の代表《冥王ハデス》の(神話上の)部下である彼女のことを考えれば納得できるだろう。
ネックなのは能力の発動タイミングが『自ターン開始時』、つまり1ターン待たなければいけないという遅さである。
時は過ぎVer.1.2以降になるとヘカテーより早いタイミングでレベルを操作できるユニットも続々登場し、中でもVer.1.2EXで登場した《蒼炎の魔術師ヒトミ》は『自ユニットの破壊』という実質好きなタイミングでヘカテーと同じ能力を行使でき、なおかつ除去能力も有するためヘカテーはこれらの下位互換として見なされる運命となった。
しかし、《蒼炎の魔術師ヒトミ》のようにユニットを潰す必要がないというリスクの低さを買って『破壊されたらヒトミ、ヒトミを警戒して破壊しなかったらヘカテー』という二択をかける手段としても使用される事もある。
確かに彼女は一線を退いたのかもしれない。だが、常に後輩たちの活躍を見守っているのだ。
軍将ヘカテー
2015年3月に、ブーストPRカードとして色違いの彼女が収録された。『将軍』でも『軍曹』でもなくなぜか『軍将』である。この肩書きが意味するものはいったい何なのだろうか?
イラストを見ると緑属性ユニットなのに赤い軍帽をかぶっており、どことなくベガっぽくもある。特に帽章のあたり。
また、イラストでは彼女は椅子に座っているが、召喚された時の姿はあくまでVer.1.1版と同じ直立不動であり、モーションも同じである。
テキスト
属性 | 緑 |
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種族/レアリティ | 魔導士/ブーストPR |
コスト | 1CP |
BP | 2000 |
能力 | ■貴方に飴を、私に鞭を:対戦相手のユニットがフィールドに出るたび、あなたのユニットを1体選ぶ。それの基本BPを+2000する。そうした場合、このユニットの基本BPを-1000する。 |
Ver.1.1と比べると急に小型化したため頼りなく見えるが、対戦相手がユニットを出すたびこちらのユニットを強化することができる。
Ver.1.2以降の『ユニットのBPが5000以下だと返しのターンで即殺される』とされる環境でも彼女の能力を以てすればBP4000以上なら救うことができるようになる。
ただし能力を発動するたびに彼女本人はBPをマイナスされる。単純計算で2回能力を使うと自壊してしまうのだ。
もちろん、自身を対象に能力を発動させてもよい。この場合、単純に彼女のBPが1000増える。
この能力は特に1CP級のユニットを量産する珍獣デッキ相手に効果を発揮する。
彼女自体も1CPであるため彼女を複数並べてひたすら強化に当てるのもよいだろう。
序盤に活躍するカードを活かすのがあなたの役目ならば、守るのが彼女の役目なのだ。