概要
『ゴールデンカムイ』の鯉登少尉(鯉登音之進)×月島軍曹(月島基)のBLカップリング。
二人とも帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27聯隊に所属し、作中の関係は上官と部下。登場は月島の方が早く、鯉登は再登場以来常に月島と共に行動している。年齢は鯉登よりも月島の方がひと回りほど年上で、身長は鯉登の方が高く、体重は月島の方が重い。
鯉登の方が上官ではあるが、まだ士官学校を卒業したばかりの新任少尉のため、部下の月島から補佐を受ける立場。鯉登は実戦経験も少なく、また生来の自分勝手な性格で月島を毎度振り回している。作者曰くわがままでお転婆な姫様と教育係の侍女のような関係。困った時や焦った時など、鯉登は何かと月島の名前を呼ぶ。
当初は鶴見中尉に心酔する若輩者の鯉登と冷静に補佐する苦労人の月島という立ち位置の二人だったが、巻を追うごとにお互いに助け合ったり真意に触れたりすることで絆が深まり、関係性を変化させていった。
余談
鯉登が何かにつけて月島の名前を呼ぶことは公式からもネタにされており、ヤングジャンプ公式サイトのゴールデンカムイ特設ページでは原作漫画において鯉登が月島の名前を呼んでいる吹き出しをひたすら集めて並べた狂気の壁紙が配布されている。
249話において鯉登が月島に「そんなに心配ならお互いのメンコ(※鯉登が自身の似顔絵を描いたもの)を交換して肌身離さず気を張っておこう」という台詞を言い放ち、これに対する月島の返答も「私(※自分の似顔絵を描いたメンコを)作ってませんけど」というまるで作っていたら交換に応じていたかのような台詞であったため、このやりとりはファンの間で衝撃を持って受け止められ「エンゲージメンコ」などと呼ばれている。
最終回の二人の様子があまりに衝撃的だったこともあり、しばらくの間月島軍曹を検索するとサジェストに『NTR』と表示されていた。